誰も来なかったドラフト会見 早大OBの阪神・大竹、育成指名から4万人を熱狂させる投手へ
10勝目のウイニングボールをクローザー・岩崎優選手から受け取る大竹投手。左は早稲田の大先輩・岡田彰布監督 【共同通信】
2015年の六大学野球秋季リーグ戦で慶應相手に完封し、45度目の優勝に導いた大竹投手 【共同通信】
2017年に行われたドラフト指名後の記者会見。取材に来たのは学生新聞『早稲田スポーツ新聞』のみで、報道関係者は誰も来なかった 【早稲田大学】
2022年の暮れに行われた現役ドラフトで阪神タイガースに移籍。奇しくもこの年に就任した野球部の大先輩・岡田彰布監督(1976年教育学部入学)のもとで再起を図ることになりました。
プロ初のタイムリーヒットを放つ大竹投手 【共同通信】
150キロを投げるのが当たり前のようになっているプロ野球で、多彩な変化球と緩急を生かした的を絞らせない「技巧派」。泥臭く、雑草のような逞しさで、岡田監督にとってもタイガースにとっても、18年ぶりとなる優勝に多大な貢献を果たしました。
祝勝会では「最高です!!! 1試合、1試合必死で頑張ってきました。9月までどうにか1軍にいることができて、いい経験になっていると思います。CS、日本シリーズと続きますし、それに向けて1試合1試合、いい投球ができるように、来て下さるファンのみなさまのためにも一戦必勝で頑張っていきたいと思います」と語りました。
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