9月12日、ファイターズ鎌ケ谷スタジアムで行われたイースタン・リーグ公式戦、北海道日本ハム対横浜DeNA第19回戦は、6対5で北海道日本ハムが延長サヨナラ勝利を飾った。

　先発・生田目翼投手は初回、1死1、3塁のピンチから、犠飛と適時二塁打で先制を許してしまう。その後2死から腰付近に打球が当たり、1回3安打2失点（自責点0）で降板となった。2番手・宮内春輝投手も3回6安打3失点と追加点を奪われてしまう。

　追いかける展開となった北海道日本ハムは1回裏、ハンソン選手が1号ソロを放つ。そして5回裏、先頭の福田光輝選手が安打で出塁すると、続く石井一成選手の3号2ランで2点差に迫った。

　5回表から登板した3番手・福島蓮投手は、150km/hの直球とフォークのコンビネーションで2回を投げて走者を許さず。4番手・杉浦稔大投手も3者凡退で相手の攻撃を断つ。好救援に応えたい打線は8回裏、安打のハンソン選手を一塁に置いて、4番・今川優馬選手が4号2ラン。5対5の同点に追いついた。

　そして延長10回裏、先頭の中島卓也選手の内野安打をきっかけに1死1、3塁。ここで代打・清水優心選手がレフト線ギリギリに弾き返し、試合を決めた。11安打を放った北海道日本ハム打線は中島卓選手、ハンソン選手、今川選手が2安打をマークしている。

　 １２３４５６７８９10 　計
デ ２１０２００００００　 ５
日 １０００２００２０１Ｘ ６

デ ガゼルマン-池谷蒼大-マルセリーノ-徳山壮磨-●京山将弥
日 生田目翼-宮内春輝-福島蓮-杉浦稔大-吉田輝星-長谷川威展-○井口和朋

文・菊地綾子