【サーフィン】宮坂麻衣子&大原洋人が優勝!『第27回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』

チーム・協会

大原洋人&宮坂麻衣子 【JPSA】

全5戦で争われる2024年JPSA(日本プロサーフィン連盟)ショートボードシリーズ第3戦。

第2戦を終了した時点のランキングは開幕戦を制した西慶司郎がトップで、2位が第2戦で優勝した安室丈。3位は加藤翔平。
女子は第2戦で優勝した川合美乃里がトップ。2021年にプロ合格したばかりの松野杏莉が2位、僅差で大村奈央、川瀬心那などが迫っている。

【JPSA】

第3戦は茨城県大洗の磯場ポイントで9月3日〜6日に開催。
期間中は台風の影響などで大荒れになった日もあったが、最終日はウネリのピークが過ぎてサイズダウン傾向。
それでもコシ〜ハラ程度で風は弱く、クリーンなコンディションでクライマックスを迎えた。

なお、西慶司郎、安室丈、加藤翔平はインドネシアの二アスで開催されるQS5,000『Nias Pro』出場のために今回は欠場。
その他にも二アスを優先させた選手が多かった一方、大原洋人、大野修聖などが参加してイベントを盛り上げていた。

男子は大原洋人が圧勝

大原洋人 【JPSA】

男子は志田下でのQS3,000『Bonsoy Chiba Ichinomiya Open』で優勝、御前崎でのQS1,000『OMAEZAKI PRO 2023』で2位と国内で好調の大原洋人が西優司とファイナルを争った。

序盤は西優司が先行して7.00をスコアしてリード。しかし、大原洋人は6.50に加え、ライトの波でパワフルなマニューバーを披露して8.50。更にもう一本、ライトの波で8.75を出してトータル17.25の圧勝。
QSメインで戦ってきた大原洋人はJPSA初優勝。勝利後は家族の元に駆け寄り、ハイタッチを交わしていた。

現在、CSに参加してCT入りを目指している大原洋人はこの後ポルトガル、最終戦のブラジルへと向かう。
今シーズンは今のところ結果が残せず、ランキング58位。
しかし、優勝すれば10,000ポイントを稼ぐことができるため、まだチャンスは残されている。

大原洋人 【JPSA】

西優司 【JPSA】

西優司 【JPSA】

優勝直後の大原洋人 【JPSA】

女子は宮坂麻衣子

宮坂麻衣子 【JPSA】

女子のファイナリストは、すでに中堅の宮坂麻衣子とトライアルから勝ち上がってきた清水ひなの。
グーフィーフッターの宮坂麻衣子がクロスゲームを制して2019年のバリ戦以来、4年ぶりの優勝を決めた。

宮坂麻衣子 【JPSA】

清水ひなの 【JPSA】

清水ひなの 【JPSA】

ちなみに清水ひなのは、双子。
清水ひなたも2023 オリンピックJr強化指定選手として注目されている一人である。
新井洋人のYouTubeにも度々登場するので、要チェック!

2024年JPSAショートボードシリーズ、次の第4戦『ムラサキ 鴨川プロ』は10月4日〜6日(予備日:7日)に鴨川マルキで開催される。

JPSAショートボード第3戦
『第27回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯』結果

1位 大原洋人
2位 西優司
3位 塚本勇太、新井洋人

女子
1位 宮坂麻衣子
2位 清水ひなの
3位 川合美乃里、大村奈央

JPSA公式サイト:http://www.jpsa.com/


(空海)
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