【小川良成インタビュー】清宮は「ワンパターンでつまんない」 9・3大阪へ「せっかくザックと組むのに…」

プロレスリング・ノア
チーム・協会

【PRO-WRESTLING NOAH】

(※以下、プロレス/格闘技DXより記事と写真提供)


 新日本G1 CLIMAX帰りの清宮海斗を「全然ダメ」と切り捨てた小川良成。

 清宮にとっては師匠にあたる小川だが、清宮のNOAH帰還マッチとなった8・19札幌大会では「おかえり」の歓声をニコニコと浴びる清宮をコーナーから引きずり降ろして、コスチュームの一部を引きちぎった。(※写真)

 9・3大阪大会では「小川良成&ザック・セイバーJr.vs清宮海斗&大岩陵平」のタッグマッチが決まっている。改めて“否定発言"の真意を問うとともに、約7年9ヵ月ぶりのNOAHマット参戦となるザック・セイバーJr.とのタッグ再結成についても話を聞いた――。


【小川良成インタビュー】

――G1帰りの清宮について辛らつな言葉を…

▼小川「辛らつってほどでもない。優しく言ったほうだよ」

――…改めて清宮海斗に関する評価というのは?

▼小川「そうだね…この前も言ったけどモノマネ? 試合が面白くないよね。ワンパターンだよね。ドラゴンスクリューに足4の字。全然、試合みてて面白くないよね」

――清宮選手は『小川さんに教わったことも出している』と常々言っていますが…

▼小川「何を教えたか忘れちゃったけど、G1みた限りではそんな感じには見えなかったかな。でも、いいんじゃない? あいつの新しい姿も。ワンパターンでつまんない試合で」

――結果が残せなかった云々ではなく…

▼小川「いや、あれじゃ結果もついてこないよ」

――落ち着いた試合運びが目立って、成長したとの評価もあります

▼小川「あんま良く分かってない人がみたら、あれを“成長した"って感じる人がいるかもしれないけど、俺からみたら成長ではないよね。とにかく面白くない。試合がつまんない。ワンパターンで。それに尽きるよ」

――『闘い方の軸ができた』とみる向きもあると思いますが…

▼小川「あのね、違うんだよ……」

――なるほど…。そして9・3大阪大会のタッグマッチで清宮と当たるが、どう接する?

▼小川「…なんにも考えてなかった。それほど興味もないし…。それより大岩? 彼がどんな感じなのかな?っていうほうが興味があるし。俺から大岩へのアドバイスがあるとすれば『あんまり清宮の言うことはきかない方がいい』ってことかな。あいつ(大岩)の今後のために言うなら」

――ザックとも久々に組む

▼小川「そうだね。でも、ザックとは組むより試合したかったかな」

――ザックがNOAHを離れたあとも活躍はみていた?

▼小川「いや、全然みてなかった。清宮がG1に出るから、そこで初めて新日本でのザックの試合もみて。KENTAの試合もそう。KENTAがNOAH辞めてからの試合も今回初めてみたね」

――そうだったんですね、KENTA選手はウィル・オスプレイ戦などで…

▼小川「うん、良かったね。面白かったよ」

――改めて久々にザックの試合をみての印象は?

▼小川「変わらずうまいし、成長してるし。だからこそ試合してみたかったかな」

――今組むとどんな試合になりそう?

▼小川「どうだろう。ザックの気分次第じゃない?」

――出たとこ勝負の呼吸でどう合うか…

▼小川「そういう部分を楽しみながら、ずっと今までもやってきたんでね。本人とも試合のことに関して試合前に話すことも何もないと思うし」

――何の心配もなく…

▼小川「いや、心配があるぐらいのほうが、ザックと組むのは面白い。安心してやるより『どうなるんだろう?』ぐらいのほうが」

――なるほど…

▼小川「だから、せっかくそういう試合がやりたいのに、相手がワンパターンの同じような試合しかしないじゃない? そんなつまんない試合のなかに、俺とザックを入れられるのもイヤだな…って。まぁ、そんな感じだよ」



※プロレス格闘技/DX掲載ページ

https://dx-sp.gsj.bz/dxnews.Index/detail/?news_id=20230829003&organization_id=07&company_id=05&contents_id=2

【PRO-WRESTLING NOAH】

★大阪大会情報

「ABEMA presents N-1 VICTORY 2023」
9月3日(日)16:00開始/14:30開場
エディオンアリーナ大阪第1競技場



▼第10試合・スペシャルタッグマッチ
清宮海斗 大岩陵平 vs 小川良成 ザック・セイバーJr.
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著者プロフィール

プロレスリング・ノアは、2000年8月5日に旗揚げしたプロレス団体。 創始者の三沢光晴は全日本プロレスから多くの選手&スタッフたちとともに独立、団体名が表すようにプロレス界の“方舟”となるべく航海を始めました。 旗揚げ以降日本プロレス、全日本プロレスと受け継がれてきた伝統を重んじながらも、旗印である「自由と信念」を投影した闘いで世代を超えて多くの人々を熱狂させてまいりました。 2020年、NOAHは新たにサイバーエージェントグループとなり、さらなる団体と業界の発展を発展を目指して、新たな試みを続けています。

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