ジェレミー・ドクを獲得したマンチェスター・シティ。この21歳のベルギー人ウインガーは、今夏の移籍市場で3人目の選手となり、今夏初めに加入したクロアチア人デュオのマテオ・コバチッチとヨシュコ・グヴァルディオルに続く。

どちらのサイドでもプレーできるドクは、ヨーロッパのサッカー界で最もエキサイティングで高い評価を得ている若手ウインガーのひとりだ。

ベルギー代表で14試合に出場した経験を持つドクは、ベルギーとフランスのトップリーグで活躍し、チャンピオンズリーグの経験もある。

母国のアンデルレヒトでシニア選手としてのキャリアをスタートさせ、2018年にわずか16歳でトップチームデビューを飾ると、その後、合計37試合に出場して6ゴールを記録し、2020年秋にスタッド・レンヌに移籍した。

リーグ・アンに移籍したドクは、フランスのトップリーグで活躍を続け、その驚異的なスピード、魅惑的なドリブルスキル、そして卓越した技術力で、ヨーロッパでもトップクラスの新進気鋭のタレントとして名を馳せた。

レンヌでは92試合に出場し、12ゴールと10アシストを記録している。彼の才能は国際レベルでもすぐに認められた。ドクは2020年にベルギー代表に初出場。EURO2020とワールドカップ2022でもプレーした。

ドクは以下のようにコメントしている。
「マンチェスター・シティは世界最高のチームだから、そこに加わることは僕にとっても家族にとっても特別なことなんだ」

「僕はまだ若い選手。ペップや彼のスタッフたちと一緒に働き、仕事熱心な選手たちとともにプレーすることで、僕はもっともっといい選手になれる。そう確信しているよ」

「昨シーズンのシティは素晴らしかった。3冠を達成するのはサッカー界で最も難しいことだが、彼らはそれを成し遂げた。このチームに加わることがどれほどエキサイティングなことか。

「始めるのが待ちきれないよ。ファンを喜ばせることができることを願っている」