【浦和レッズ】連覇への第一歩。ACL2023/24 プレーオフ 理文戦に向けた西川・伊藤の意気込み

浦和レッドダイヤモンズ
チーム・協会
22日、浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ2023/24 プレーオフ 理文戦に臨む。

近年はコロナ禍によってセントラル方式で行われていたACLもホーム&アウェイ方式に戻るが、本戦出場をかけたプレーオフは1試合のみで勝負を決する。王者として突破しないわけにはいかない。

レッズだけが有する連覇への挑戦の大事な第一歩に向け、レッズでACLの出場5回と優勝2回を経験している西川周作、前回大会の決勝でも攻守において奮闘し、今大会も躍動が期待される伊藤敦樹に意気込みを聞いた。

【西川周作】

【©URAWA REDS】

(18日の名古屋グランパス戦に勝利したことより、理文戦に向けてチームの雰囲気や流れはよくなりそうか?)
「名古屋戦の勝利もそうですし、(横浜F・)マリノスと対戦したときの感覚がよかったので、あの感覚で闘おうということはマチェイ(スコルジャ)監督からも言われていました。アウェイの(サンフレッチェ)広島戦でそれができませんでしたので、名古屋戦はJ1リーグに関してラストチャンスという気持ちで、全員で強い気持ちで闘うことができました。一歩の寄せや走り勝つということは蒸し暑い中でもみんなが頑張ってやってくれていたと思います。そういう姿勢を継続できるかが今のチームの課題だと思いますので、継続できるように準備していきたいです」

(西川選手はACL自体は何度も経験しているが、プレーオフで闘うのは初めてになる。どういうことに気を付けて闘いたいと考えているのか?)
「相手に合わせ過ぎないということは気を付けなければいけないことです。試合のテンションをしっかりと持った中で、入りから違いを見せることが大事だと思います。ホームの埼玉スタジアムで闘えることは僕らにとって間違いなくプラスになりますので、ファン・サポーターの方々にはいつも通りの声援で相手に圧力をかけていただきたいです。僕らはしっかりとしたプレーで先制点を取り、追加点もしっかりと取れるように、僕自身はゴール前でいい準備をして、いつも通り守りたいと思います。

グループステージやトーナメントといえどホーム&アウェイの2試合で決まるノックアウトステージとはまた違った闘いになると思います。何が起こるか分からないのが一発勝負ですし、サッカーです。PK戦までいく可能性もありますし、90分で勝利することを念頭に置きながら、さまざまなことを想定内にしておかなければいけません。相手には外国籍選手もいますし、彼らが予選ラウンドでゴールを決めたと聞いています。足元をすくわれないように準備しなければいけません」

(ACL2023/24は新たなユニフォームで闘うことになる。ACLとJ1リーグ優勝回数を表す星の数が増えたり、チャピオンワッペンが付いていたりするが、そのユニフォームを着て闘うことについてどう感じているか?)
「優勝したことで星も付きましたし、優勝ワッペンも付きました。ユニフォームを着て写真撮影はしましたが、いつもの雰囲気とは違ってかっこよかったですし、たくさんの方に手に取ってもらって、一緒にタイトルを獲った喜びとまたACLに行くぞという気持ちで闘っていただけたらうれしいです」

(ファン・サポーターやレッズの活躍を期待してくれている人たちへメッセージをお願いします)
「僕たちがアジア王者としてACLに必ず戻りたいと思っています。みなさんと一緒に闘って、必ずACL本戦に出ますので、22日も応援よろしくお願いします」

【©URAWA REDS】

【伊藤敦樹】

【©URAWA REDS】

(理文戦に向けた心境は?)
「ここをしっかり勝たないと本戦に出られませんので、しっかりと勝ちます」

(結果が大事な試合になるという考えなのか?)
「負けたら終わりなので、結果にこだわります。相手のこともしっかりとスカウティングし、リスペクトしながら、前半で決めるくらいのいい入りをして、いい試合をしたいです」

(今回の試合で大事にしたいことは?)
「プレーオフは一発勝負ですので、試合の入りはかなり大事になると思います。自分たちが押し込む展開になると思いますが、相手は前線に外国籍選手がいたり、セットプレーで高さがある選手がいたり、ワンチャンスを仕留めるくらいの気持ちで戦ってくると思います。そこでいかに集中できるかだと思います。集中することはリーグでも同じですが、さらに集中して相手にワンチャンスも与えない、相手にセットプレーを与えないことが大事だと思います」

(一発勝負の経験は十分にあるし、それこそ前回大会や前回大会の出場権を得た天皇杯を勝ち抜いた経験もあるが、どんなことを大事にしていきたいか?)
「PK戦もありますが、目の前の試合に集中するとはいえ、中2日でJ1リーグの湘南ベルマーレ戦がありますので、延長戦までもいきたくありません。前半の入りから勢いをもって圧倒できるくらいにしたいですし、うまくいかなくてもじれずにプレーし続けることが大事です。自分たちがやるべきことをやれば結果はついてくると思いますし、前半2-0、3-0になればいいですが、一番避けなければいけないのは点が入らないときに焦ることです。スタジアムの雰囲気を含めて、しっかりといい試合をしたいです」

(ACL2023/24は新たなユニフォームで闘うことになる。ACLとJ1リーグ優勝回数を表す星の数が増えたり、チャピオンワッペンが付いていたりするが、そのユニフォームを着て闘うことについてどう感じているか?)
「星も1つ増えていますし、胸のチャンピオンワッペンもかなりかっこよかったですし、デザイン自体もかっこよかったので、あのユニフォームを着て1試合でも多く闘いたいです。連覇できるチャンスがあるのは自分たちだけですので、プレーオフでしっかりと勝って本戦に出られるようにしたいです」

(ファン・サポーターやレッズの活躍を期待してくれている人たちへメッセージをお願いします)
「ACLはレッズにとって大事な大会だと思いますし、ファン・サポーターの方々にとっても重要な大会だと思います。プレーオフでしっかりと勝って、今年もACLを闘えるように頑張ります。一緒に闘いましょう」

【©URAWA REDS】

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著者プロフィール

1950年に中日本重工サッカー部として創部。1964年に三菱重工業サッカー部、1990年に三菱自動車工業サッカー部と名称を変え、1991年にJリーグ正会員に。浦和レッドダイヤモンズの名前で、1993年に開幕したJリーグに参戦した。チーム名はダイヤモンドが持つ最高の輝き、固い結束力をイメージし、クラブカラーのレッドと組み合わせたもの。2001年5月にホームタウンが「さいたま市」となったが、それまでの「浦和市」の名称をそのまま使用している。エンブレムには県花のサクラソウ、県サッカー発祥の象徴である鳳翔閣、菱形があしらわれている。

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