8月13日、楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天とオリックスの第18回戦は、1対0でオリックスが完封勝利。

　オリックスは初回、太田椋選手、中川圭太選手の安打などで1死1、3塁の好機をつくり、森友哉選手の犠飛で先制。先発の曽谷龍平投手は、毎回走者を出しながらも3回2安打3四球2奪三振無失点に抑える。4回からは2番手・宇田川優希投手が、2イニングを5奪三振無失点の好投。6回裏、7回裏は山岡泰輔投手が無失点に抑えた。

　追加点が欲しい打線は8回表、1死満塁とするも代打・セデーニョ選手が併殺打に倒れ無得点。それでも8回裏は山崎颯一郎投手が得点を許さず、最終回は平野佳寿投手が1死2塁から後続を抑え試合終了。初回の1点を守り切り、「スミ1」の勝利となった。
　
　敗れた東北楽天は、先発の則本昂大投手が7.1回6安打無四死球3奪三振1失点の好投。3番手・渡辺翔太投手も、8回表に1死満塁のピンチを切り抜けると、9回表は3者凡退の好リリーフを見せる。しかし、打線が4安打に封じ込められ、長打も放てずチャンスをつくれなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
オ １００００００００ １
楽 ０００００００００ ０

オ 曽谷龍平-○宇田川優希-山岡泰輔-山崎颯一郎-S平野佳寿
楽 ●則本昂大-鈴木翔天-渡辺翔太

文・武澤潤