シーズンインに備えてワークアウト実施!U18選手も参加

アルバルク東京
チーム・協会
アルバルク東京では、7月に入ってから選手たちが体育館に顔を出し個人ワークアウトが始まっていますが、徐々に選手たちも揃いトレーニングの強度も上がって来ています。コーチングスタッフも選手個人に合わせたトレーニングメニューを組んで、コンディションを上げて行くと同時にそれぞれの選手個人が抱える課題解決に取り組んで行くために真剣な眼差しを選手たちに送っています。シーズンオフとは言え、Bリーグのシーズン中はどうしても戦術的な練習やコンディション調整に重きを置くことから、選手にとってもこの時期にしか時間を掛けて取り組むことの出来ない重要なインプットの場になっています。

【@ALVARK TOKYO】

この期間中のワークアウトを取りまとめる、田中亮アシスタントコーチ/トップスキルコーチは「各々の選手にスキルコーチがいる中で大事にしていることがあります。その選手が昨シーズンよりも成長するために何が必要なのか?何が足かせになって妨げているのか?という部分を見てこの時期の前に各スキルコーチで準備をしてきていました。それを明確にした状態でワークアウトに臨んでいます。」と、この期間のトレーニングで実施していることを紹介してくれました。
実際に岡本飛竜選手は「めちゃくちゃためになるし、毎日が気づきの連続です。こういったトレーニングを小さなころから積み重ねることが出来たら、凄く良い経験にもなると思います。」と話し、ワークアウトでも常に全力で1つひとつのメニューに取り組む姿勢を見せています。

【@ALVARK TOKYO】

そして、今シーズンのワークアウトからの新たな取り組みとして、7/24(月)~チーム練習開始までの期間にトップチームのワークアウトにU18所属の4選手が参加しています。その点について田中コーチは「この時期は個人的な指導がメインとなっていましたが、そういうところでU18の選手も一緒にトレーニングすることで、普段1人で行うトレーニングに対してプロ選手には”自分がしっかりやらなければいけない””(U18の選手に)見せてあげなければいけない”という意識が触発されると良いと考えています。」とU18の選手を加えるメリットを話してくれました。
そしてもう1つクラブ全体への思いとして「U18の桝本コーチや他のスキルコーチ陣にも相談したうえで実施することになりましたが、アルバルク東京というクラブの一員として、一緒にバスケットをしている仲間として、夏のワークアウトで一緒にトレーニングを積む機会を設けることで今のアカデミーの活動や、今後ユースに入って来る子どもたちへの良い影響になるのではないかと考えました。」とアカデミーと一体となったチーム運営のために自身が出来ることを掲げて思いを話してくれました。

【@ALVARK TOKYO】

当然ながらプロ選手のためのワークアウトになるので「トップチームの選手のためのトレーニングとして第一に考えているので、U18の選手のためのメニューにはなっておらず、トップチームのスタンダードに合わせてもらう形にはなりますので、今後見学してもらう時間も出てきてしまうかも知れません。ただ、1人でメニューを実施する形よりも、複数の人数で実施すると、他の選手が実施しているところの動きを見ることが出来て、そこから学べるものも出てくると思っています。U18の選手よりプロの選手が全て優れていたら良いかも知れませんが、必ずしもそういうわけではないですし、選手にとっての得意・不得意な部分が出てくるので、それぞれお互いに刺激し吸収し合いながら取り組むことが出来ると思います。」と今回のワークアウトを具体的に良い部分を含めて説明してくれました。
U18を指導する桝本純也コーチはワークアウトへの参加について「プロ選手の技術やフィジカルのところを学ぶのも大きなことですが、まず感じて欲しいと思うのはアスリートとして、チームの一員としての姿勢です。プロの選手は何かしらの声掛けをしてユースの選手を常に鼓舞してくれていました。」と、自身の考えとワークアウトの模様を紹介してくれました。

【@ALVARK TOKYO】

今シーズンより新加入の福澤晃平選手は「学校の部活では経験できないようなことなのでユースで活動している選手ならではのメリットだと思います。アルバルクの一員になってトップチームの選手である以上、ユースに入って来る選手のあこがれのような存在でなければいけないと思っているので、この機会に一緒にプレーさせてもらって良い刺激になっていますし、身が引き締まる思いです。」と感想を話します。

【@ALVARK TOKYO】

同じく新加入の橋本竜馬選手は今回のワークアウトについて「一緒に練習する機会があるのは凄く良い試みだと思いますし、U18の選手から上手くなりたい気持ちや、バスケットが好きでやっているという気持ちが凄く伝わってきたので、それが感じられたのはお互いにとっても良いことでした。その中で(プロの)選手が大切にしていることなどが肌で感じられる機会になると思います。まだまだU18の選手には上手くなる部分や余白が山ほどあると思うので、本人たちがどう感じて今回の経験を活かしていくかということかと思います。」とU18の選手へのメッセージも込めて話をしてくれました。
そして、橋本選手個人としても「身体を作っていく今の時期にトレーニングを一緒にしてU18の選手にトレーニングの中で色々と伝えていくわけですが、自分が大切にしていることを彼らに伝えることによって自分が見せなければいけなくなりますし、非常に良い時期に参加してくれたと思います。お手本にならなければいけないと思うと、緊張感もあったと思います。」と充実したトレーニングの時間を過ごすことが出来ているようです。
桝本コーチは「U18の選手は現状の自身のレベルがプロや大学のカテゴリーで通用するのか、普段はコーチが指導してもなかなかイメージできないと思うのですが、実際に自分のレベルとプロのレベルの差を肌で感じることが出来たことが今回のワークアウトの良いところだと考えています。良い機会で終わらせず、このワークアウトが終わった後に自分の目標に向かってチームとしても個人としても生かしていくことが出来るように、このワークアウトの後に真価が問われます。この体験を経てより上を目指して欲しいと思っています。」と、期待を込めて話をします。

【@ALVARK TOKYO】

今回のトレーニングを通じて田中コーチからは「アルバルクのユースを目標とする子や、ユースに入ることで将来アルバルクに到達できるという野心を持った選手が増えていくことにつながると良いと思います。今後はトップチームの状況次第ではユースからトップチームの練習に参加してもらうことがあるかも知れません。今回のワークアウトをきっかけに選手やチームと良い関係を構築していくことが出来たらと思います。」と将来の理想像を見据えた話もしてくれました。

選手たちは8月中旬予定のチーム練習開始までの期間はワークアウトを通じて自身のコンディションを上げて、かつコーチから提示される様々なメニューを通じて新たなスキルを身に付けて行きます。チーム練習開始後は新たな選手が加わった2023-24シーズンのアルバルク東京についてもあらためて紹介させていただきます。ぜひ、アルバルク東京への応援よろしくお願いいたします。
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プロバスケットボールリーグ・B.LEAGUE所属のアルバルク東京の公式サイトです。 チームの最新ニュースやイベント、チケット、オフィシャルグッズなど様々な情報をお届けします。

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