鷹のオープニングダンスをDA PUMP KENZOさんが振り付け!試合前パフォーマンスに想いを込めて
「迷いなくオファー」担当者がKENZOさんに感じた“強い縁”
KENZOさんにオープニングダンスの振り付けを依頼した経緯について、渡邊さんはこう話す。
「オープニングダンスの楽曲が、ダブルアニバーサリーデーテーマ曲である、福岡県出身のサウンドプロデューサー・松隈ケンタさん率いるロックバンドBuzz 72+(バズセブンツー)の『KIDS ARE ALRIGHT』に決まった際、「福岡」「ホークス」にゆかりのある方に振り付けをしていただけたらうれしいなと考えていました。そんななか、KENZOさんが福岡出身であることに加え、ホークスのことをずっと応援してくださっていたということを知り、強い縁を感じ、ぜひお願いしたいという気持ちで迷いなくオファーさせていただきました」
幼い頃から球場へホークスの応援に行き、中学生の頃は野球に没頭しプロ野球選手になる夢を抱いていたというKENZOさんは、このオファーを快諾。KENZOさんは、
「今回ご縁をいただき、お仕事をさせていただくことを大変光栄に思っております。ダンスで地元福岡に貢献させていただけることに感謝して、今後とも活動させていただきます」と、球団を通じてコメントを発表した。
KENZOさんがメンバーに伝えた、ダンスの技術以上に大切なこと
「ダンスを『どう踊るか』という部分だけでなく、『お客様の前で踊る』ということに対しての気持ちの持ち方も伝えてくださっていることが印象的でした。KENZOさんとメンバーが一緒にいられる時間は限られていましたが、その限られた時間のなかで、ダンスの技術以上に大切なことをメンバーはたくさん学ばせていただいていたと思います。ファンの皆さまの前でパフォーマンスをする演者にとって、大きな財産となった時間でした」
「ダンスはスキルだけが全てではなく、見ている人に何を届けたいか、何を感じてもらいたいか、そこに気持ちがこもっていなければ見ている人の心には届かない……と伝えてくださり、あらためてその通りだと感じ心に響きました。また、動きの細かな部分まで丁寧に教えてくださり、KENZOさんの振り付けに込めた想いが伝わり、KENZOさんの想いをしっかり受け取って頑張ろうと思いました」
「今までにない斬新でキャッチーな振り付けになっていて、印象に残ること間違いなしです!また、最初と最後にポンポンを使って♡や文字を作っています。最初の♡のなかにはメンバーが日替わりで入っているので、毎回違ったパフォーマンスをお楽しみいただけます」
そう話すと、最後に読者へ「球場に来た際には、私たちが全力で応援を盛り上げているので、ぜひパフォーマンスチームにも注目していただけたらうれしいです! 野球観戦の楽しみのひとつになるよう、皆さんに笑顔や元気をたくさん届けます!」と、メッセージを送った。
「パフォーマンスチームにとって『オープニングダンス』とは?」の問いに「パフォーマンスチームの全てが詰まった欠かせないものです。試合前に選手にエールを届け、ファンの皆さんとひとつになれる大切な時間です」と力強く回答してくれたSHOKOさん。
オープニングダンスはホークスホームゲーム試合開始の10分〜15分前に実施中。試合開始時間より少し早く座席について、KENZOさん・パフォーマンスチームはじめたくさんの方の気持ちが込められたオープニングダンスにもぜひ注目してみてほしい。
写真:球団提供
文:池田紗里
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