1年間を共に過ごし、アンヘル・ディ・マリアとユヴェントスは別の道を歩んでいくことになった。

フランスのパリ・サンジェルマンで成功に満ちた時期を過ごしたあと、ディ・マリアは2022年7月にトリノにやって来て1年契約を交わした。新たなリーグへの挑戦となったセリエAでも輝きを放ち、2022/23シーズンには公式戦40試合に出場。リーグ戦で4得点、ヨーロッパリーグで4得点の計8ゴールを挙げた。在籍中には2022 FIFAワールドカップでアルゼンチン代表として優勝トロフィーも掲げることになった。

ビアンコネリで過ごした1年間のハイライトとしては、デビューを飾ったサッスオーロ戦のゴールも挙げられる。アリアンツ・スタジアムのファンを熱狂の渦に巻き込んだ見事なボレーだった。カタールでのワールドカップを終えたあとは、ヨーロッパリーグで特に最高のパフォーマンスを披露。ナント戦ではハットトリックを達成し、ホームでのフライブルク戦でもユーヴェでの彼のラストゴールとなる決勝点を挙げた。

ありがとう、フィデオ。今後の幸運を祈る！