セレッソ大阪【J1リーグ第16節 名古屋vs.C大阪】カピシャーバのリーグ初ゴールで幸先良く先制も、相手の圧力に屈して3失点。課題の残る上位対決に
【CEREZO OSAKA】
立ち上がり、ボールを動かしリズムをつかんだのはセレッソ。すると4分、いきなり先制に成功する。香川真司の縦パスを奥埜博亮が収め、右サイドへ展開。カピシャーバのカットインからのシュートはDFにブロックされたが、こぼれ球を山中亮輔がシュート。ここもDFに当たったが、クリアが不完全になったところを拾ったカピシャーバが、ワントラップから左足で豪快に蹴り込んだ。小菊昭雄監督の先発起用に応える背番号27のリーグ戦初ゴールにより勢いが生まれると、続く7分にも決定機。レオ セアラが起点となり、山中のクロスに為田大貴がヘディングで合わせたが、ここはクロスバーを越えた。17分にも、香川、奥埜とつなぎ、最後はレオ セアラが角度のないところからシュートを放つなど、良いリズムで攻めていったが、徐々に名古屋のプレスも強くなり、ボールを握られ押し込まれる時間帯も増えていく。
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「1失点してメンタル的にガタっときた。技術的な判断もそうだが、精神的なところ、セルフコントロールのところで、珍しくみんながバラバラになった。そこを修正できなかった私の責任」と指揮官も悔やんだが、一度傾いた名古屋の流れを止めることができず、一気に飲み込まれてしまった。
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(文=小田尚史)
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