【徳島ヴォルティス】第19節岡山戦に向けて~連勝を掴み取る~

徳島ヴォルティス
チーム・協会
前節は、ホームで今季初の逆転勝利をあげた。「自分たちの戦い方を変えずに準備してきたことをしっかりと出し続け、選手たちは素晴らしい活躍をしてくれた」とラバイン監督が話したように、ビハインドの状況でも徳島らしいサッカーを貫き、首位相手に逆転勝利を掴んだことは大きな自信となったはずだ。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

それでも我々の目指す先はまだまだ上にある。
逆転弾を上げた柿谷選手は「失点は自分たちが良いサッカーをしていたからこその緩みであり、自分たちの足りていない一番弱いところ。相手をゼロで抑えた中で得点して勝つというチームにしていかないといけない」と勝利の余韻に浸ることなくチームの課題に目を向けた。

町田戦の翌日の月曜日にはG大阪とトレーニングマッチをおこなった。能力が高いG大阪の選手に対して、個々が自身の成長のために積極的にチャレンジをした。岡山戦では西谷選手が累積警告で出場停止となることもあり、各選手のアピールが光った。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

そして、チームは1日のオフを挟み、水曜日から週末の試合に向けて始動。公開練習・サイン会もおこない、ファン・サポーターの皆さんの応援を間近で感じながら準備を進めた。
前日は激しい雨の中での練習となったが、最善の準備を尽くした。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

今節アウェイで対戦する岡山は現在、5勝11分2敗で10位。ラバイン監督は「組織的で形を崩さずに守り、奪ったボールを前線の能力のある選手に早くつけてくるという特徴がある」と、フィジカルが強く、攻守にバランスのとれた相手を警戒する。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

古巣対戦となる白井選手は「試合によってフォーメーションや守備の仕方を変えてくるので、早い時間帯で相手の出方を見なくてはいけません」と分析。昨季徳島に加入以降、リーグ戦に全試合出場している白井選手のゲームコントロールが鍵を握るだろう。厳しいマークも予想されるが、それを逆手に取り、チーム全員でサポートをしながら戦いたい。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

6月に折り返しを迎える今シーズンのリーグ戦。ここから更に上を目指すためには、上位を倒して勢いに乗っていきたい。

絶対に負けられない、好敵手・岡山との”瀬戸内決戦”。
青と緑の誇りを胸に、いざ敵地へ乗り込もう。

そして、共に戦い、今季初の連勝を掴み取りましょう。
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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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