途中出場の久保がダメ押しゴール!レアル・ソシエダはオサスナ戦で2-0の勝利

レアル・ソシエダ
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【©︎RealSociedad】

6試合ぶりのアウェイでの勝利で着実に勝ち点を積み重ねる

 ラ・リーガ第32節、久保建英が所属するラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)はアウェイでオサスナと対戦。中二日という過密日程を考慮し、イマノル監督はローテーションを組んで11人を選出した。前節スタメンの久保を含む6人がスタメンから外れ、キックオフを迎えた。

 CL出場を目指すラ・レアル、EL出場圏内に入りたいオサスナ。隣接する友好的な地域によるダービーは両者がそれぞれの目的のため激しく闘う試合となった。

 立ち上がりから攻勢をかけるラ・レアル、6分に早くもスコアが動く。ダビド・シルバの丁寧なスルーパスに反応したバレネチェアが放ったシュート性のクロスが相手GKセルヒオ・エレラに当たり、先制点となる。

 幸先の良い出だしでアドバンテージを得たラ・レアルはダビド・シルバを中心に試合を支配する。時折、オサスナがロングボールでカウンターを仕掛けるもDF陣が対処、得点を許さない。前半終了間際にハンドが疑われるプレーがあったが、VAR判定によりPKは与えられず、1点リードで前半を終えた。

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 後半は攻守が逆転し、ホームでの勝利を目指すオサスナがボールを保持し、ラ・レアルが押し込まれる状況が続く。63分、久保とソルロートが途中出場。攻撃では積極的にシュートを狙い、守備時にはサイドバックの位置まで下がり、攻守両面での活躍を見せた。

 後半アディショナルタイム直前、久保が試合を決定づける追加点を決める。ソルロートがポストプレーで粘り、アシスト王メリーノのパスを受けた久保が左足で放ったシュートはDFマヌ・サンチェスの股を抜きニアへと決まる。得点後に久保がイマノル監督の元へと駆け寄り交わした熱い抱擁がチームにとって今日の敵地での勝利がどれだけ重要なものかを物語っていた。

 残り6節の中でTOP3(バルセロナ、R・マドリー、A・マドリー)との試合を残すラ・レアル。次戦は5月2日、久保の所属先だったR・マドリーをレアレ・アレナに迎える。
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著者プロフィール

レアル・ソシエダは1900年代初頭に創設され、2度のリーグ優勝と3度の国王杯を制したスペインの名門サッカークラブです。過去にはミケル・アルテタやシャビ・アロンソといった名選手がプレーし、2022年からは日本代表の久保建英が所属しています。

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