【琉球vs大阪】地区優勝の可能性が浮上した琉球、クーリーのリバウンドがカギを握る
■琉球ゴールデンキングスvs大阪エヴェッサ(@沖縄アリーナ)
レギュラーシーズン残り4試合というタイミングで、琉球ゴールデンキングスが西地区首位の座を奪還した。前節のサンロッカーズ渋谷戦は、GAME1がわずか1点差という辛勝。前半に11点リードを奪いながら、第4クォーターに最大16点リードから猛追され、試合終了残り1分でついに同点に追いつかれたが、同1秒にフリースローで勝ち越した。GAME2も同1分41秒に追いつかれる苦しい展開だったものの、ジャック・クーリーの得点とリバウンドが最後まで効いた。首位浮上とともに、6シーズン連続地区優勝のマジック「4」も灯っている。
前々節に30敗に到達した大阪エヴェッサは滋賀レイクスを連破し、勝率5割の可能性を残した。GAME1は飯尾文哉の3ポイントシュートなどで波に乗った第3クォーターに31得点。GAME2はディージェイ・ニュービルが27得点9リバウンド7アシストとフル回転し、木下誠も14得点で追随した。カイル・ハントの欠場が9試合続いている状況だが、その間は5勝4敗と白星先行。GAME1で7リバウンドをマークし、GAME2は32分48秒もコートに立った竹内讓次の献身的な働きが光る。
琉球は今節、島根スサノオマジックが連敗すれば一気に地区優勝を決めることもできる。そのためには連勝が必要。前節2戦ともオフェンス11本を含む20リバウンドをもぎ取ったクーリーが、ディフェンスの最後の砦としてだけでなく、オフェンスのチャンスをつなぐ存在としてもキーマンになるだろう。
文=吉川哲彦
■ロスター
ジョシュ・ダンカン
コー・フリッピン
アレン・ダーラム
渡邉飛勇
松本礼太
岸本隆一
松脇圭志
田代直希
今村佳太
カール・タマヨ
小野寺祥太
ジャック・クーリー
牧隼利
・大阪(HC:マティアス・フィッシャー)
エリエット・ドンリー
井手拓実
星野零志
橋本拓哉
竹内譲次
合田怜
飯尾文哉 ※特別指定
カイル・ハント
ディージェイ・ニュービル
木下誠
アイラ・ブラウン
鈴木達也
ショーン・オマラ
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