プレミアリーグ第33節、2位のマンチェスター・シティは首位を走るアーセナルとの大一番を迎えた。両者の勝ち点は5ポイントの差があるが、シティがアーセナルより2試合消化が少ないこともあり、プレミアリーグの優勝争いに大きな影響を与える重要な一戦として世界中で注目された。

　試合を動かしたのはプレミアリーグ6連勝中の好調シティだった。7分、ロングボールを中央で収めたハーランドが2列目から上がってきたデ・ブライネに落とすと、背番号17がバイタルエリアから放った強烈な一発がゴールニアアサイド低めに突き刺さる。

　さらに前半終了間際、デ・ブライネがフリーキックでボールをペナルティーエリアに配給すると、ストーンズがヘディングで合わせてゴールネットを揺らす。一度はオフサイドの判定も、VARの結果ゴールが認められた。

　2-0と素晴らしいで前半を終えたマンチェスター・シティは、追加点もこの2人のホットラインから生み出した。54分、デ・ブライネが相手のパスをインターセプトすると、ボールはハーランドへ。再びボールを受けとったデ・ブライネがペナルティエリアの左サイドから、対峙する相手の股を抜く技アリのシュートでこの日2点目を記録した。

　この日3得点に関わったデ・ブライネ。80分にフリアン・アルバレスと代わってピッチを後にする彼を、観客はスタンディングオベーションで称えた。

　終盤にホールディングにゴールを許すも、その後のハーランドのゴールもあり4-1で試合を終えたマンチェスター・シティ。大きな勝利で、首位アーセナルに勝ち点2差に迫っている。　


ゴール
1-0　マン・シティ：デ・ブライネ（7分）
2-0　マン・シティ：ストーンズ（7分）
3-0　マン・シティ：デ・ブライネ（54分）
3-1　アーセナル：ホールディング（86分）
4-1　マン・シティ：ハーランド（90+5分）