セレッソ大阪【J1リーグ第9節 C大阪vs.柏】今季初のリーグ戦連勝で上位進出へ。直近の課題も糧に、攻守でアラートに試合を進めたい

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【CEREZO OSAKA】

公式戦ホーム連戦となる今節。セレッソ大阪は、今季初のリーグ戦での連勝を目指し、柏レイソルとの明治安田生命J1リーグ第9節に挑む。

敵地でのFC東京戦に臨んだ前節。セレッソは、山中亮輔のFKから奥埜博亮が飛び込み左足でうまく合わせて先制に成功。その後、一度は同点に追い付かれたが、84分、キム ジンヒョンからつないで中央、左サイドと崩し、最後は上門知樹のアシストから再び奥埜が決めて決勝点。5年ぶりとなる“敵地でのFC東京戦”に勝利し、リーグ戦の勝敗を五分に戻した。もっとも、そこから中3日で行われた京都サンガF.C.とのJリーグYBCルヴァンカップEグループ第4節では、必勝を期して臨んだ中、0-2で敗戦。京都の守備を崩せず、カウンターとセットプレーから失点を重ね、グループステージ突破へ向けて痛い星を落とした。「いいポジションを取りながらボールを前進させていく中で、ゾーン3での崩しのイメージの共有」「攻撃の時間が多くなった状態での、守備のポジショニングや連動」。指揮官はこの2点を京都戦での課題に挙げたが、ボール保持で上回った試合をどう結果に結び付けていくか。そのために出た必要な課題を前向きに捉え、今後のシーズンを戦っていく上での糧にしたい。

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京都戦から中3日。今節に向けて準備する時間は限られているが、奪ってからの鋭い攻撃に特長がある柏に対し、「ボールを保持しながらも、シュートで終える、攻撃をやり切る。そこは非常に大事になってくる。あとは、リスク管理も含めたゲームコントロールも大事になる」と小菊昭雄監督。守備面で出た前述の教訓を早速、生かせるかが問われる。攻撃面では、レオ セアラと香川真司がフィットしてきたことで、直近のリーグ戦では3試合連続2得点と調子は上向き。京都戦こそ無得点で終わったが、決まってもおかしくないチャンスは何度も作れていた。あとはサイドと中央のバランスも取りつつ、「1本1本のシュートにこだわりをもって」(加藤陸次樹)柏ゴールに迫っていきたい。当然、試合を優位に進める上で先制点は重要になるが、直近の柏は公式戦2試合連続でビハインドの展開を跳ね返している。ベンチにも強力な攻撃陣が控えているだけに、セレッソとしては、リードした状態での試合の進め方も再びポイントになりそうだ。

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開幕から1分2敗とスタートで苦しんだ今季だが、直近のリーグ戦5試合は3勝1分1敗と復調。ここからいよいよ上位争いに入っていけるか、今節はその分岐点となる大事な一戦だ。古巣戦となる山中は話す。「ここまで、勝ったり負けたりを繰り返している。上に行くためには連勝しないといけない」。白星を先行させ、上位に食い込んでいくために。今季初のリーグ戦での連勝を目指し、チーム一丸で戦い抜く。
(文=小田尚史)
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