【関東大学サッカーリーグ戦】手応えを初勝利へと昇華 18年ぶりの1部で勝ち点3獲得

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日本大学サッカー部が歓喜にわいた。4月15日に開催された関東大学サッカーリーグ戦の1部リーグで中央大学と対戦し2-1で勝利。18年ぶりの1部リーグ復帰3試合目で勝ち点3を手にした。

先発の11名、キャプテンマークは青木駿人がつけた 【日本大学】

 4月15日、日本大学サッカー部が歴史の新たなページを開いた。
 2023年4月1日に開幕した関東大学サッカーリーグ戦。18年ぶりに1部リーグ復帰を果たした日本大学は第1節の拓殖大学戦(●0-1)と第2節の筑波大学戦(△2-2)で善戦しながらも白星に手が届かなった。1部の壁は厚いのかとも思われたが、DF青木駿人選手(法・4年)は「(1部と2部は)個のレベルが違う」と言いながらも、「やれるという手応えはありましたし、(筑波に)引き分けたことでチームは自信を深めていました」と振り返る。
 迎えた第3節、28分に大久保帆人選手(法・1年)が右足を豪快に振り抜いて中央大学から先制点を奪う。しかし勝利への道は平たんではなかった。わずか5分後にPKから同点とされる。降りしきる雨、得点直後の失点、開幕から未勝利と下を向いても不思議ではない条件が並んだが、日本大学の選手たちは貪欲に勝利を求めた。86分、チームの強い想いを橋田尚希選手(危機管理・4年)がゴールに変えた。ペナルティーエリア内で相手からボールを奪うと、「左で打とうかと思ったのですが、相手が来たので切り替えして右足で右隅に蹴りました」と自身が振り返るように冷静なプレーで2-1と突き放した。

 だが、4分の残り時間はわずかであり、長くもある。
 青木選手は言う。
「まだあるのか? まだあるのか? という感じでしたし、ドキドキというかヒヤヒヤしていました」
そして後半49分17秒、相手のシュートが枠を外れた時、レフェリーがホイッスル。日本大学が18年ぶりの1部リーグで初勝利を手にした。
 「(翌日のミーティングでは)相手のほうが準備するのが早かったなど、下回っていた点があったと話しました。勝ちましたが反省点も多い。次に向けて修正していきたいです」と殊勲の橋田選手は気を引き締める。
 そう、待望の勝利も通過点にすぎない。


 次戦は4月30日(土)、流通経済大学との対戦、AGFフィールドにて14時キックオフ予定。
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