1. FCケルン|昨年10月ぶりのリュビチッチ弾でマインツとドロー(ブンデスリーガ第28節)

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【©1FCKoeln】

リュビチッチの同点ゴールでマインツと1:1。リーグ戦3試合連続無敗に

 ブンデスリーガ第28節、ケルンはホームでマインツと対戦。バウムガルト監督は、7試合ぶりに勝利した前節のアウクスブルク戦での先発から1人(リュビチッチ)を入れ替え、試合に臨んだ。

 均衡を破ったのはアウェイ側だった。17分、右サイドを突破したアウグスブルクが、センターリングからルドヴィク・アジョルクがボールを押し込み先制ゴール。ケルンは一瞬の隙をつかれ、スコアを0:1とされてしまう。

 反撃に出るホームのケルンは30分にシンドラーが右サイドから強烈なシュート、さらに前節でゴールを決めたマルテルが強烈なミドルシュートを放つも、惜しくもゴールをの枠を逸れていった。ハータイム前にもコーナーキックからゼルケがヘディングシュートを狙うもボールはバーの上に外れ、前半を1点ビハインドで折り返す。

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 それでもケルンは、前半終盤の勢いをうまく後半に持ち込むことに成功した。51分、カインツがバイタルエリアにボールを配給すると、そのパスを受けたリュビチッチがダイレクトでヘクターに渡し、さらにボールはワンツーで折り返される。再びボールを貰ったリュビチッチはダイレクトでシュートを放ち、ファーサイドに狙いすまされたシュートが綺麗にゴールネットを揺らした。

 目の覚めるようなコンビネーションプレーで試合を振り出しに戻したケルン。快速マイナが相手DFからボールを奪いGKと1対1のチャンスを迎えるも、シュートは惜しくも枠を外れていく。

 試合の終盤は攻守の入れ替わりが増え、スリリングな展開となったこの試合。ゴールが生まれるのも時間の問題と思われたが、スコアは動かず1:1で試合は終了した。ケルンは2連勝とはならなかったものの、公式3試合連続で無敗を維持している。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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