タイガースWomen 今シーズン初の対外試合!
タイガースWomen 上本監督初戦を勝利で飾る! 【(c)阪神タイガース】
@田辺スポーツパーク野球場
(第1試合)7イニング制
大体大 100 000 1|2
阪神TW 000 100 2×|3
(大体大)左川、上江洲、内田-山本
(阪神TW)植村、坂東、水流、半田-中江
【二塁打】太田(大体大)、前田葵、三浦(阪神TW)
【戦評】
阪神タイガースWomenが先月31日から行っていた和歌山県田辺市合宿の最終日に組まれた大体大戦との変則ダブルヘッダーは、今シーズンより指揮を執る上本監督にとって初の対外試合となった。
初陣となった1試合目は、先発の植村が初回、いきなり先頭打者に二塁打を許すと味方の失策も絡み、1点を先制される。打線も大体大・先発の左川の好投の前になかなか得点できず、ようやく4回に大体大の守備の乱れから同点に追いつくも、7回表に再び勝ち越し点を許す苦しい展開。
7回裏、一死から前田葵が死球で出塁すると三浦の二塁打、前田桜の死球で一死満塁の好機を作る。ここで4番・中江の遊ゴロの間に同点に追いつくと、続く田中が中安打を放ち、上本監督の初采配試合を劇的サヨナラ勝ちで飾った。
(第2試合)5イニング制
阪神TW 100 00|1
大体大 000 01|1
(阪神TW)森、石村-安藤
(大体大)柏崎、大熊-山本
【戦評】
ダブルヘッダー第2試合目は、5イニング制で行われた。
初回、2番・東尾が内野安打で出塁すると二盗を決める。このチャンスに4番・弓埜のライト前ヒットを放ち、新入団コンビで先取点を奪う。
投げては、先発・森が3回を被安打2に抑える好投を見せる。
5回表には、再び東尾、弓埜の連続ヒットでチャンスを作り、続く前田桜が痛烈なセンター前ヒットを放つも大体大の好守備で走者が本塁憤死となり、追加点が奪えない。
最終回、2番手・石村が1死満塁のピンチを迎え、犠牲フライで同点に追いつかれるが、最後の打者を三振に打ち取り、1対1の引き分けとなった。
サヨナラヒットを放った田中選手.JPG 【(c)阪神タイガース】
この田辺合宿では、体力的にも厳しかったかもしれませんが、選手たちが頑張って全員最後まで完走してくれたのは、大変よかったと思います。
試合については、勝ちに拘っていきたいということを常日頃から選手たちに伝えてきたので、1試合目の勝利より2試合目に勝ちきれなかったことが悔しいです。
また公式戦に向けて、準備を進めていきたいと思います。
●田中選手(第1試合でサヨナラ安打を放つ)
上本監督が就任以来、「勝ちに拘る」とチームに言い続けているので、その初戦は、どうしても勝ちたいと思い、集中して打席に立つことが出来ました。いい場面で打つことが出来、本当に良かったです。
●弓埜選手((3月に大体大を卒業、第2試合で先制タイムリーを含む2安打)
昨シーズンまで所属していたチームを試合をすることは、凄いプレッシャーでしたが、好球必打の気持ちでフルスイングすることを意識して打席に入りました。初回の大事な打席で集中することが出来ました。
田辺合宿最終日、対外試合に挑む 【(c)阪神タイガース】
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