【ユヴェントス】フライブルクを撃破しヨーロッパリーグ準々決勝進出
【©JuventusFC】
敵地で2-0の勝利を収め合計スコア3-0に
ビアンコネリは前後半にそれぞれ1得点を記録。ドゥシャン・ヴラホヴィッチがPKを決めて先制し、後半アディショナルタイムにはフェデリコ・キエーザが2点目を加えた。1stレグで得ていた1-0のアドバンテージと合わせて、合計スコア3-0でラウンド16へと勝ち進んでいる。
ユヴェントスは立ち上がりからホームチームに何もやらせない意気込みで試合をスタートさせた。実際にフライブルクは最初の20分間で、堂安律がペナルティーエリア付近から狙った1本しかシュートを放つことができなかった。
ユーヴェもただ守っているだけではない。マヌエル・ロカテッリの強烈なシュートがGKマルク・フレッケンを襲い、単に自陣に引いて1stレグで奪った小さなリードを守り抜こうとするつもりはないことを示した。
前半の半ばを迎えたところで、フライブルクはユーヴェ守備陣の裏を突き、ヴォイチェフ・シュチェスニーが対応してコーナーキックに逃れる。そこからマティアス・ギンターが放ったヘディングにもシュチェスニーが見事に対応し、こぼれ球を狙ったミヒャエル・グレゴリッチュもブレーメルのブロックが阻んだ。
その5分後には、ボールがホームチームのネットを揺らす。
マヌエル・グルデがアドリアン・ラビオを倒し、この試合最初のイエローカードが提示される。このプレーで得たフリーキックからフィリップ・コスティッチが曲げたクロスを送り込み、ブレーメルが強烈なヘディングで合わせたボールはクロスバー下部を直撃。こぼれ球にいち早くモイーズ・キーンが触り、ボールを受けたドゥシャン・ヴラホヴィッチがゴールエリア内からシュートを叩き込んだ。
だがドゥシャンの喜びは落胆へと変わる。VARによりオフサイドが判定され得点は認められなかった。
それでもヴラホヴィッチは、前半を終える前にゴールを奪うことになる。
モイーズ・キーンが走り込んで放ったシュートがフレッケンに阻まれたあと、ユーヴェは素早くボールを奪い返す。センターバックのフェデリコ・ガッティが攻撃に厚みを加え、ニコロ・ファジョーリのスルーでボールを受けエリア内へと走り込む。ガッティのシュートはフレッケンを破ったが、ゴールライン上でクリアされた。
ここで再びVARが介入。映像を確認した審判団は、グルデにハンドがあったとしてユーヴェにPKを与える。グルデは2枚目のイエローカードとなった。
キッカーを務めたドゥシャンは冷静に、中央のコースへシュートを叩き込む。フレッケンも触ったが弾き出すことはできなかった。
ユーヴェは1点リードに加え、数的優位にも立ってハーフタイムを迎える。
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アディショナルタイムに入ったところで、ユーヴェはこの夜2点目のゴールを加える。
決めたのはフェデリコ・キエーザ。交代出場の背番号7がまず放ったシュートはフレッケンの腕に弾かれクロスバーを叩いたが、ラビオがお膳立てした2度目のチャンスからニアポストへボールを蹴り込み、アウェイに駆けつけたサポーターの前で喜びを分かち合った。
2ゴールを奪ったユーヴェは合計3点差でヨーロッパリーグ準々決勝へ進出。金曜日には組み合わせ抽選会を迎える。
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