【新潟Lvs浦和】浦和が石川璃音の勝ち越し弾でWEリーグ再開初戦を制し、首位奪還へ好発進【マッチレポート Yogibo WEリーグ 第9節】

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新潟L 1-2 浦和

3/5(日)13:00キックオフ デンカビッグスワンスタジアム

前半はお互いに隙の無い守備を見せ、スコアレスで試合を折り返します。56分、三菱重工浦和レッズレディースは#8猶本光のスルーパスに抜け出した#15島田芽依が相手に詰め寄られながらもシュートを打ち、ついに先制。一方、ホームで今季初勝利を掴みたいアルビレックス新潟レディースは70分、#10上尾野辺めぐみのパスを受けた#17滝川結女が素早く右足を振り抜く豪快なシュートで同点に追いつき、試合を振り出しに。両者一歩も譲らない展開となり迎えた81分、浦和は#8猶本光のフリーキックに#30石川璃音が滞空時間の長いヘディングシュートを放ち、自身のWEリーグ初ゴールで勝ち越しに成功。新潟Lも最後まで攻撃の姿勢を示しますが、得点は生まれず試合終了。浦和がWEリーグ再開初戦を制し、首位奪還へアウェイで貴重な勝点3を手にしました。

ハイライト

監督コメント

アルビレックス新潟レディース
村松大介 監督
今日のゲームは試合の入りがすごく良くて、前半の流れも良い形でした。ハーフタイムには、後半は前半の良さを保ちつつ、相手が上げてくる強度に対して乗り切る力を持って立ち向かっていこうという話をして送り出しました。先制点を取られてから同点に追いついたところまではすごく良かったですが、その後の自分たちが守備をするすごく苦しい時間でカウンタープレーで決め切れるような力を持つことがこれからの課題だと思います。逆に浦和さんはあの時間帯でセットプレーを決めてくるというところで良さがすごく出ていたと思います。この敗戦は、次節必ず勝点3を取るための後半戦1本目として、また1週間準備していきたいと思います。

三菱重工浦和レッズレディース
楠瀬直木 監督
勝利することができてホッとしています。チームとしては中断期間でけが人が治ってきて、モチベーションも良い状態のつもりでした。今更緊張はないと思いますが前半は足が重く、ボールを中心に素早く囲い込む、新潟さんの非常にアグレッシブな守備に手こずったという印象です。新潟さんはまだ勝ち星がありませんが、今までの試合内容を見ると侮れないと思っていました。守備を崩すのが非常に大変で、最終的に2点取れましたが完全に崩せたわけではなく、こちらでゲームをコントロールできませんでした。その状況で何とか勝利に結びつけられたことに対して選手たちには感謝していますが、次に向けてより一層改善していかなければいけないところも見えました。また頑張っていきたいと思っています。
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著者プロフィール

2021年9月に開幕した日本初の女子プロサッカーリーグです。WEリーグは「Women Empowerment League」の略称で、この名称には日本に“女子プロサッカー選手”という職業が確立され、リーグを核に関わるわたしたちみんな(WE)が主人公として活躍する社会を目指す、という思いが込められています。現在12クラブが所属し、ホーム&アウェイ方式による総当たりのリーグ戦「2023-24 WEリーグ」を秋春制で開催します。

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