【東京女子プロレス】荒井、5ヵ月ぶりの名古屋で勝利もアジャと1年半ぶりの顔合わせで悔しさ爆発「シングルだったら3カウント取られていた」
荒井は3・18有明コロシアム大会でアジャコングとの対戦が決まっており、今回の試合で1年半ぶりに顔を合わせたのだが、組み合っても動かせず、ビッグブーツを打ち込んでも逆に体ごとぶつかられて吹き飛ばされてしまう。さらには顔面を張られ、パイルドライバーで真っ逆さまにキャンバスへ突き刺さる。このカバーはパートナーの山下実優のカットでなんとか助かったものの、替わった宮本にビッグブーツで返すのが精いっぱい。山下が試合を盛り返し、荒井もアジャにFinallyを狙うが足をキャッチされて封じられる事態に。
アジャから替わった宮本の羅生門で捕まるも、山下のカットでなんとか助かる。アジャが山下に一斗缶攻撃を狙うが山下はこれを蹴飛ばす。アジャは山下に裏拳。山下も返す刀でSkull Kickを放ってダブルダウン。荒井は宮本の鴻臚館狙いを着地してビッグブーツを放つと、フルネルソンバスターからFinallyでフォールを奪った。
しかし、荒井は山下にマイクを促されるも「勝ったけど、メチャクチャ悔しいです」とコメント。それでも最後は「みんなに言われなくても勝つつもりです。試合をするからにはアジャさんに勝つ気持ちしかないので。来月は今日よりも成長した姿を皆さんにも山下さんにも見せられるように一生懸命やりたいと思います」と気を取り直して締めくくった。
バックステージコメントでも荒井は「今日はタッグだったので山下さんにたくさん助けていただいて。あれがシングルだったら3カウント取られてたなって場面がすごく多くて。せっかく1回闘えたのにこんな感じなのが悔しいんですけど…次は今日できなかったこととか、食らってしまった技とかをうまく返せるようにとか。この1ヵ月間で成長した姿を見せてアジャさんに勝てるように頑張りたい」と反省しきり。アジャとの再戦まで残り1ヵ月。そして次は誰も助けに入れないシングルマッチだ。「持ち上げたりが難しいっていうのはあらためて思ったので、もっとブーツだったり蹴りだったりの技を磨いたりとか。通用するなってちょっとでも思ったものにかけて頑張りたいです」と前を向いた。
一方のアジャ。「私はこれが決まった時点で前哨戦ではないと言っている。Finally封じをきちんと考えてありますので、ああいう封じられ方をして彼女はあと1ヵ月間でどう打てるか」と挑発。「驚異的なスピードで成長してる」と荒井の変化を認めつつも「私もちょっとずつながらもやってるかぎりは成長してると思う」と言うと「完膚なきまでにまた彼女を叩き潰したい」と宣言してみせた。
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