【VfBシュトゥットガルト】原口元気インタビュー(後編)

VfBシュトゥットガルト
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【@VfBStuttgart】

1月にウニオン・ベルリンからVfBシュトゥットガルトに加入した日本代表MF原口元気が、クラブのインタビューに答えてくれました。

時間を少し戻しましょう。日本での古巣はワタル(遠藤航)もプレーしていた浦和レッズですね。そして2014年にブンデスリーガのヘルタ・ベルリンに移籍しました。当時はどうでしたか?
「僕にとっておおきな変化でした。文化や食べ物、もちろん言葉も含めて日本とドイツには多くの違いがありますから。当時はドイツ語も話せませんでしたし、一人でドイツに来ました。最初の1〜2年は難しかったですね」

ヘルタ・ベルリンの後はデュッセルドルフ、ハノーファー、そしてウニオン・ベルリンでプレーしました。ブンデスリーガの特別な部分は何だと思いますか?
「ブンデスリーガは世界的に見ても素晴らしいリーグです。特にブンデスリーガのインテンシティと戦術はとても高いレベルにあると思います」

サッカーと個人的な部分の両方で、どのチームでの経験が最も大きかったですか?
「ウニオン・ベルリンのウルス・フィッシャー監督からは非常に多くを学びました。ウルスは僕にとって特別な指導者です。難しいことを言われるわけではないのですが、彼の要求は常に明確でした。ウニオン・ベルリンが常に進歩を続けてきた理由が分かりましたよ。特別なチームだと思います」

そのウニオン・ベルリンとは第26節で対戦しますが、楽しみですか?
「もちろん試合を楽しみにしていますよ。ウニオン・ベルリンをとてもリスペクトしています。でも今はVfBの選手ですから、ウニオンを倒したいと思っています」

2015年の9月12日にヘルタ・ベルリンの一員としてVfBと対戦していますが、覚えていますか?
「ええ、覚えていますよ(笑)。きれいなゴールでしたね。僕のブンデスリーガでの2点目で、最終的には2-1で勝ちました」

ブンデスリーガでの最初のゴールは覚えていますか?
「ヘルタ・ベルリンのホーム、オリンピアシュタディオンでのシャルケ戦でした。70分から途中出場して、81分に2-1になるゴールを決めたんです。最後は2-2の引き分けでした」

日本代表では通算74試合に出場しています。日本とドイツのサッカーの違いは何だと思いますか?
「もちろん歴史的に大きな違いがあります。日本のサッカーと代表チームは急速に成長しましたが、まだドイツや他のサッカー大国から学ぶことがたくさんあります。そうしていけば、いつか追いつけるかもしれません」

ドイツサッカーの影響と言えば、あなたの古巣チームではVfBのレジェンドであるギド・ブッフバルトが選手と監督として在籍していました。
「そうです。彼が監督の時代は僕はまだ下部組織の選手だったので、残念ながら個人的な知り合いではないですが。浦和レッズでも偉大なレジェンドですよ」

トレーニングがない時は何をしていますか?
「犬と散歩したり、旅行をするのが好きですね。一番好きな旅行先はオーストリアとスイスです。南ドイツからは比較的近いので嬉しいです」
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著者プロフィール

VfBシュトゥットガルトはドイツのバーデン=ヴュルテンブルク州シュトゥットガルトを本拠とするサッカークラブで、1893 年に創設されて以降これまでに計 5回ドイツ王者に輝いており、最近では 2006/2007 シーズンにブンデスリーガを制しました。日本とのかかわりも深く、かつては岡崎慎司、酒井高徳、浅野拓磨、現在は遠藤航と伊藤洋輝が所属しています。

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