NOAHマットに新たなスーパースターが飛来!”ドラリスティコ”とはいったい何者!?
【PRO-WRESTLING NOAH】
今のドラリスティコというリングネームを名乗っているのは昨年から。デビューから戦っていたCMLLを離れたためで、現在はメキシコだけでなくアメリカのAEWやROHなどを股にかけて活躍中。今回、新たな戦場としてNOAHに照準を定めたというわけだ。
ピエロー、トロ・ブランコなどのリングネームで活動する父の元に生まれ、兄がロス・インゴベルナブレスの一員として日本でも活躍したルーシュ、弟が先日WWE入りしたドラゴン・リーというレスリング・ファミリーの一員であるドラリスティコ。
2011年1月、ドラゴン・リーのリングネームでデビューし、キャリアをスタートさせた。2012年にはWWEに行った初代ミスティコの後を継いでミスティコに変身。この際に、空いたドラゴン・リーのキャラクターは後に弟が受け継いだ。なのでこのドラリスティコは、「初代ドラゴン・リーかつ2代目ミスティコ」ということになる。ちなみにミスティコの名を継いだ時点で、彼は19歳。まだキャリア2年足らずで大スターの“名跡”を与えられたのだから、どれほど期待され評価されていたかが分かるというものだ。
2012年9月には、ウルティモ・ゲレーロ、アトランティスという2人のスーパースターとの3WAYマッチで勝利してLLA アステカ王座を奪取し、初戴冠。翌2013年にはマスカラ・ドラダ、バリエンテとのトリオでCMLL世界トリオ王座も獲得した。2014年1月にはCMLL世界ウェルター級王座にも輝いた。2015年にはWWEから舞い戻ってきた初代(カリスティコに改名)との夢のタッグも実現。2018年には一騎打ちも行っている。
初代ミスティコも活躍した日本マットには、変身から間もない2013年1月に新日本プロレス「ファンタスティカ・マニア」への来日が決定していたが、負傷によりキャンセル。翌2014年に晴れて初来日を果たし、棚橋弘至らとのトリオや兄・ルーシュとのタッグで出場。空中殺法で観客を魅了した。同シリーズにはそれ以後もエース格として参戦し、2016年にはタッグマッチで敗れたウルティモ・ゲレーロと最終戦の後楽園ホール大会で決着戦を行い、17分にわたる熱闘の末に下した。2019年にはカリスティコとのダブル来日も実現させている。
得意技は初代から受け継いだラ・ミスティカ。相手に飛びつきヘッドシザースから旋回して腕を取り、脇固めの形で組み伏せる流れるような美技は、今回の来日でも間違いなく炸裂するはず。これに限らず、一つ一つの技が見惚れるほど美しいドラリスティコの戦いは、NOAHジュニアに新風を巻き起こしてくれるはずだ。大阪での小峠篤司戦に注目!
(文・高崎計三)
「GREAT VOYAGE 2023 in OSAKA」
・日程:2023年02月12日(日) 開始:16:00/開場:14:30
・会場:エディオンアリーナ大阪第1競技場
<配信情報>
・ABEMAでの視聴はこちら
https://abe.ma/3Hswnn4
・WRESTLE UNIVERSE(英語実況)はこちら
https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/5H4444JWERwS2RRRHzWnxN
【全対戦カード】
<第10試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権>
(王者)清宮海斗 VS ジャック・モリス(挑戦者)
※第41代王者の4度目の防衛戦となります。
<第9試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権>
(王者)小川良成 Eita VS 宮脇純太 アレハンドロ(挑戦者)
※第55代王者組の初防衛戦となります。
<第8試合・GHCタッグ選手権>
(王者)杉浦貴 小島聡 VS マサ北宮 稲葉大樹(挑戦者)
※第62代王者組の4度目の防衛戦となります。
<第7試合・シングルマッチ>
ドラリスティコ VS 小峠篤司
<第6試合・タッグマッチ>
拳王 征矢学 VS ジェイク・リー アンソニー・グリーン
<第5試合・タッグマッチ>
エル・デスペラード NOSAWA論外 VS YO-HEY 吉岡世起
<第4試合・8人タッグマッチ>
丸藤正道 イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. AMAKUSA ニンジャ・マック VS 船木誠勝 中嶋勝彦 近藤修司 Hi69
<第3試合・6人タッグマッチ>
藤田和之 鈴木秀樹 ティモシー・サッチャー VS 田中将斗 望月成晃 稲村愛輝
<第2試合・タッグマッチ>
クリス・リッジウェイ ダガ VS タダスケ 大原はじめ
<第1試合・6人タッグマッチ>
モハメド ヨネ 齋藤彰俊 スペル・クレイジー VS 岡田欣也 矢野安崇 小澤大嗣
皆様のご来場、お待ちしております!
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