22日にアリアンツ・スタジアムで行われたユヴェントスとアタランタの一戦は、両者が点を取り合うシーソーゲームの末に3-3の引き分けに終わった。

試合は開始早々から動いた。5分、ペナルティエリア内右サイド寄りの位置でボールを受けたルックマンが強烈なシュートでゴールネットを揺らし、アタランタが先制する。

対するユーヴェはファジョーリが倒されてPKを獲得すると、これをディ・マリアがしっかりと決めて25分に同点とした。

その9分後にはファジョーリの右サイドからのクロスにゴール前に走り込んだミリクが上手く右足で合わせ、逆転ゴール。リードを奪って前半を終えることに成功した。

しかし後半も立ち上がりにアタランタがチャンスを活かす。キックオフから1分が経過しないうちにユーヴェ陣内でボールを奪うと、最後はメーレがシュートを流し込み今度はアウェイチームが同点に追いついた。53分には左サイドからのクロスにルックマンが頭で合わせてこの日2点目のゴールを奪い、再逆転した。

再び追う立場となったユーヴェは65分にフリーキックのチャンスを得ると、ダニーロが壁の下をくぐる低い弾道のシュートを突き刺してスコアを3-3とした。

勝敗の行方は最後の25分間に持ち込まれたが、終盤は両チームのディフェンスが踏ん張りを見せた。

ユーヴェはシュチェスニーが好守を見せるなどそれ以上の失点を許さない一方で、勝ち越し点を奪うこともできず。

スペクタクルなシーソーゲームは3-3の引き分けに終わった。