【ラグビー/NTTリーグワン】「僕はアタックが好き」。向上心の塊・原田衛が“東芝らしさ”を体現する<東芝ブレイブルーパス東京>

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東芝ブレイブルーパス東京は1月7日、川崎市の等々力陸上競技場で静岡ブルーレヴズと対戦する。フォワードにこだわりをもつ両チームだけに、互いのプライドがぶつかり合う熱戦になりそうだ。

東芝ブレイブルーパス東京のフッカーとして先発出場するのは原田衛。慶應義塾大学出身の23歳で、チームに新たな魅力を加えている逸材だ。

「静岡ブルーレヴズさんは特にスクラムにこだわりをもっているので、僕らとしても8人で組む意識をもって、相手のやりたいことをやらせないような展開にもっていくことが大事だと思っています」

昨年4月に入団した原田は、今季は開幕から3試合連続先発出場。鋭い突破や、豊富な運動量でファンを驚かせている。埼玉パナソニックワイルドナイツ戦では数値化した評価がチームトップと実績も残しているが、目指すところはさらに高い。

「体を当てるところは通用しているかと思いますが、伸ばしたいところは全部です。フィールドプレーもまだまだですし、特にセットプレーを安定させていきたいと思っています」

強力フォワードが代名詞の東芝ブレイブルーパス東京。チーム内のポジション争いも激しくなっているが、原田は「フッカーのみなさんは全員が素晴らしい。練習からいい意味でやり合える関係で、僕としてはそこが一番うれしいです」と、競争を歓迎する。

静岡ブルーレヴズ戦に向けては「僕はアタックが好きなので、ボールキャリーや体を当てるプレー、“東芝らしいプレー”を見てほしいと思います」と力を込めた。

1月7日の静岡ブルーレヴズ戦では、三上正貴がデザインした「猛勇狼士Tシャツ」4種類が発売される。チーム内で4グループに分かれ、売上のポイントを競うというチームビルディングを実施。3日の練習後も、各チームがSNSでアピールするための写真や動画を和気あいあいと撮影していた。

笑顔で撮影に臨んでいた原田は「練習を一生懸命やって、終わればみんなで仲良く話す。学生時代の部活みたいな雰囲気があるところも東芝の魅力だと思います」と語りつつ、「僕のチームは『狼』Tシャツです。東芝ブレイブルーパス東京の赤が入っていますから、ファンの方はぜひ購入していただきたいと思います」とアピールも忘れなかった。

(安実剛士)
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著者プロフィール

ジャパンラグビー リーグワンは、「あなたの街から、世界最高をつくろう」をビジョンに掲げ、前身であるジャパンラグビー トップリーグを受け継ぐ形で、2022年1月に開幕した日本国内最高峰のラグビー大会です。ラグビーワールドカップ2023を控え、セカンドシーズンとなるリーグワン全23チームの熱戦をご期待ください。

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