【東京女子プロレス】プリプリ王者・坂崎ユカが山下実優を退けV2に成功! 3・18有コロで瑞希と2年半ぶりのパートナー決戦へ!

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【TJPW】

東京女子プロレスが新春恒例のイッテンヨン(1月4日)・後楽園ホール大会「東京女子プロレス '23」を開催。プリンセス・オブ・プリンセス王者の坂崎ユカが“最大のライバル”山下実優を死闘の末に退け2度目の防衛に成功。第5試合での同王座次期挑戦者決定6選手参加バトルロイヤルを勝ち抜いた瑞希が挑戦権を獲得し、3月18日の東京・有明コロシアム大会で2年半ぶりに坂崎とパートナー対決に臨むことが決定した。

坂崎と山下は2021年6月6日の「CyberFight Festival」(さいたまスーパーアリーナ)以来、1年7ヵ月ぶりの一騎打ち。昨年11月、英国でプロレスリングEVE王座を奪取した山下は2冠王を目指す一戦となった。

序盤、坂崎が場外で垂直落下式ブレーンバスターを繰り出せば、山下は場外でジャーマンを決める厳しい攻防。その後、坂崎が変型TeaTimeを見舞えば、山下が雪崩式アティテュードアジャストメントを一閃。壮絶なエルボーのラリーから、山下がハイキック。坂崎は垂直落下式ブレーンバスターで反撃し、魔法少女スプラッシュを放つも山下は剣山で阻止。山下がSkull Kickを決めるもカウントは2。山下はハイキックから後頭部にクラッシュ・ラビットヒートを叩き込む。坂崎がマジカルメリーゴーランドを繰り出せば、山下はハイキック。坂崎はローリングエルボーから、魔法少女にわとり野郎を決めて熱戦を制した。

試合後、退場しようとしていた山下を呼び止めた坂崎は「またやるぞ!」と拳を突き出すと、場外の山下も涙でこれに応じた。

坂崎は「ホント、全然思い通りにいかねぇ。山下実優、またいつか絶対にやる」とマイク。ここで次期挑戦権をゲットした瑞希がリングに上がると、坂崎は「すごくやりたくないけど」とポツリ。瑞希は「離れて強くなっていくユカッチ(坂崎)を見てて、置いてきぼりになった気持ちになったり。去年1年は自分に自信をつけようって頑張ってきて。今日ユカッチに勝ってほしい、試合したくない、いろんな気持ちがあったけど、やっぱりユカッチを超えたい。ユカッチの持ってるベルト、瑞希も持ちたいし、ユカッチからベルトを獲るのは瑞希じゃないとダメって思うし。それは誰にも譲れない。今日の試合見て、ユカッチ、メッチャ怖かったけど、そんなユカッチと戦いたい、超えたいって思った」と投げ掛けた。これを聞いた坂崎は「瑞希のこと、大好きやけど、これ(ベルト)はあげられんから。3月18日の有明で、これかけて二人で競争しよう」と決戦の場を3・18有明に指定した。

バックステージで坂崎は「山下とのタイトルマッチはいつもエキサイティングで、他の選手とは違う感情がお互いに湧いてきて。山下としかできない戦い方だったと思います。でも、また山下とやんないといけない。二人の物語は全然終わらないという試合になったので。またお互い高め合って、自分のベルト磨いて、国内外いろんな選手と戦って、また二人が出会えたらなと思いました」と振り返った。

次期挑戦者が瑞希に決まったことについては、「東京女子最大の会場、有明で。山下とは違うやりにくさのある瑞希と、このベルトをかけて。また瑞希との物語を進めていきたいと思います」と話した。タイトル戦までタッグを組み続けるかどうかに関しては「マジラビ(マジカルシュガーラビッツ)はマジラビなんで。二人の仲がよければよいほど、有明の試合も違うストーリーができると思うので。コンビはそのままです」として、タッグ封印はしない意向だ。

かたや、瑞希は「最後、伊藤(麻希)さんから、こういう形だったけど、勝ったのはすごい大きい。東京女子を背負っていく覚悟は、去年みぃちゃん(山下)とイッテンヨンで戦ったときからできてて。ユカッチがチャンピオンの姿が好きで、複雑な気持ちになってたけど、ずっと目標はユカッチを超えたいってことだし。ユカッチから勝つのは自分じゃなきゃヤダって思えるようになってきたので。それで今日のバトルロイヤルは絶対に勝ってやるって」と話した。坂崎とは2020年11月7日、TOKYO DOME CITY HALLでのプリプリ王座戦以来、2年半ぶりのシングル戦となるが、「前回、今までになったことない感情になって。すごく説明できない感情で。またこの感情が始まるのかって。ウカウカしてられないし、ユカッチを超えるためには自分のすべきことを全部しなきゃいけないし。ずっと超えたいと思ってたから全部ぶつけたい」と覚悟を示した。

試合はまさに一進一退。山下のハイキックがズバリ 【TJPW】

山下の後頭部へのクラッシュ・ラビットヒートも強烈な一発だったが… 【TJPW】

最後は坂崎の怒涛の反撃から魔法少女にわとり野郎で勝利 【TJPW】

坂崎は次期挑戦者決定バトルロイヤルを制したタッグパートナーの瑞希を呼び込み、場所を3・18有コロを指定 【TJPW】

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著者プロフィール

東京女子プロレスは2012年に設立された新進気鋭の女子プロレス団体です。翌年12月、東京・北沢タウンホールにて旗揚げ戦を開催。プロレスの試合+選手らによるライブで構成される独自路線の興行で人気を博し、16年に後楽園ホール、19年に大田区総合体育館、20年にTOKYO DOME CITY HALL、22年3月に両国国技館に初進出。所属+レギュラー参戦選手は22名。SKE48の荒井優希やTikTokフォロワー90万越えの長野じゅりあも参戦しています。

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