女子サッカー エイバル&アラベス+WEリーグ:ラ・リーガ講座第7回

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ラ・リーガがスペイン政府の文化機関インスティトゥト・セルバンテス東京と共同で開催しているラ・リーガ講座。「女子サッカー」をテーマに行われた11月23日の第7回は、数回分の講座を凝縮したような密度の濃い内容となった。

他の回とは異なり、オンラインのみで行われた第7回は、まず2020年のラ・リーガ講座でも登壇した2人の特別講師によるデポルティーボ・アラベスとSDエイバルについてのプレゼンテーションが行われた。

アラベスを担当したのは、クラブの経営母体であるバスコニアーアラベス・グループのチーフビジネスオフィサー、パブロ・オルティス氏。アラベスのみならず、グループが携わる他の事業内容まで説明してくれた同氏に続き、エイバルのジョン・アンデル・ウラシア常務取締役が日本人選手との関係を含めたクラブの歴史を紹介してくれた。

続いて登場したのはWEリーグ理事・理念推進部の小林美由紀氏。昨年発足した日本初の女子プロサッカーリーグについて、リーグ設立の意義から理念やビジョン、日本が抱えるジェンダーギャップの社会的問題に至るまで詳細に語ってくれた。

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ここまでで既に3回分に相当する内容のプレゼンテーションが行われたにも関わらず、この日はさらに3人のスペシャルゲストが登場。ビリャレアルのフットボール総務部スタッフ兼、Jリーグの常勤理事も務める佐伯夕利子氏、エイバルのMF米井朋香、アラベスのMF伊藤美玖である。

佐伯氏が司会進行役を務め、先出の小林氏も含めて行われたインタビュー形式の対談では、異国でプレーすることで得た知識、経験や苦労話、海外に出ることの意義、日本とスペインの女子サッカーの違い、そこから見える日本女子サッカーの課題など、当事者だからこそ語れるディープな話が盛りだくさんだった。

次回はいよいよ最終回。第8回は特別ゲストにヴィッセル神戸のFWボージャン・クルキッチをゲストに迎え、インタビュー形式で行われる。

米井は2018年2月にエイバルに加入。Bチームからスタートしてトップチームの主力となった 【(C)LaLiga】

伊藤は2020/21シーズンからアラベスでプレーし、クラブ史上初の1部昇格に貢献 【(C)LaLiga】

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