アルゼンチンが制したワールドカップ、ラ・リーガ所属10選手が世界王者に
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モンティエルは歴史に残るPKを素晴らしい形で成功させた。世界中の視線が自身に集まる中、ロリスには目もくれずボールだけに集中し、自身から見て左側に力強いシュートを蹴り込んだ。マルセロ・ガジャルド監督率いるリーベルプレートでプロキャリアをスタートした25歳は、これまで10度のPKを蹴り、その全てを成功している。試合後彼の母親は「私たちは緊張し過ぎて目を向けられなかったけど、あの子は度胸があるから」と話していた。
モンティエルは4番手を務めたPKを見事に決め、母国の歴史に名を刻んだ 【(C)LaLiga】
この10人のうち唯一、出場機会を得られなかったのは控えGKのルッリで、彼は今大会を通して素晴らしい活躍を見せた守護神エミリアーノ “ディブ” マルティネスのサポート役を務めた。他の9選手はいずれも出番を得ており、アルゼンチンが大会を制する上で重要な役割を果たしている。
中でも中盤の要として活躍したデパウルは、リオネル・メッシが攻撃面で自由に動けるよう、彼の周囲に生じるスペースをケアし続けた。決勝ではチーム最多6回のファウルを獲得しただけでなく、5度のボール奪取に成功している。モリーナはモンティエルとの競争を制して右サイドバックの定位置を掴み、オランダとの準々決勝では勝ち越しゴールも記録した。
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モロッコとの3位決定戦を2ー1で制したクロアチアには、衰え知らずの主将ルカ・モドリッチに加え、アトレティコのイボ・グルビッチ、オサスナのアンテ・ブディミルらもいた。前回大会のベストプレーヤーに輝いたモドリッチは今回、メッシ、キリアン・エムバペに次ぐ3番手のベストプレーヤーに贈られるブロンズボールを受賞している。
今大会で3位までのメダルを手にしたラ・リーガ・サンタンデールの所属選手は、出場した全83選手の5分の1を上回る19人に上る。彼らが所属するアトレティコ、バルセロナ、オサスナ、ベティス、レアル・マドリー、セビージャ、ビジャレアルの7クラブは、リーグ再開に向けた準備を進めつつ、拍手と共に彼らを迎え入れることだろう。
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