NBAオールスター2023に初選出される可能性のある選手たち
【NBA Entertainment】
昨季覇者のゴールデンステイト・ウォリアーズやレブロン・ジェームズ擁するロサンゼルス・レイカーズがそれぞれウェスタン・カンファレンスの10位と12位である一方、開幕前はドラフト狙いと予想されながらも勝ち星を重ね続けるサプライズチームも現れており、今季は順位表の顔ぶれに変化が見られる。
毎年5人前後、多いときは10人近くの初出場選手が選ばれるオールスターだが、今季はどんな選手が初選出の可能性を持っているかをチェックしてみよう。
タイリース・ハリバートン(インディアナ・ペイサーズ)
ペイサーズは現在15勝14敗でイースタン・カンファレンス7位にランクインしており、プレイオフ出場を狙える位置をキープしている。サプライズチームのひとつリーグを掻き回す存在となっているペイサーズだが、その原動力となっているのは間違いなくハリバートンの活躍だ。
シェイ・ギルジャス・アレクサンダー(オクラホマシティ・サンダー)
彼の得点の特徴は、他の選手に比べて3ポイントショットが少ないことだろう。3Pは1試合平均1本shか決めておらず、その得点の多くはドライブから生まれている。1試合平均のドライブ数は24.3回で、ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)を抑えてリーグトップ。オールスターゲームで喜ばれそうな、エキサイティングなプレイが魅力的だ。
ディアロン・フォックス(サクラメント・キングス)
圧倒的なスピードが武器のフォックスだが、安定しないジャンプショットがこれまでずっと弱点とされていた。今季はフィールドゴール成功率49.4%(自己最多)、3P成功率36.2%(平均試投2.9本で37.1%だった2018-19シーズン以来の高さで、今季の平均試投は5.3本)、フリースロー成功率80.8%(自己最多)と、効率的に得点を重ねている。層の厚い西のガード陣の中に食い込めるか注目だ。
ラウリ・マルカネン(ユタ・ジャズ)
マルカネンが2017年にNBA入りしてから、5シーズンで通算15回しかなかった30得点ゲームを、今季はすでに6回も記録している。7フッターでありながらも3P試投平均6.5本で成功率41.5%を記録しており、中でも外でも得点を重ねるスコアラーとして開花している。
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ほかにもケガからの復帰次第では76ersのタイリース・マクシーやグリズリーズのデズモンド・ベイン、チームが好調を維持できればクリーブランド・キャバリアーズのエバン・モーブリーやポートランド・トレイルブレイザーズのジェレミー・グラントなども、初選出される可能性はあるだろう。
サプライズの多い今季、オールスターの舞台で誰がスター選手の仲間入りを果たすのかに注目が集まる。
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