2022年の記念戦線も終盤 次の丸亀G1は丸野一樹が奮戦

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毎年11月はし烈な賞金争いが展開される。
SGチャレンジカップがグランプリ出場権をかけたラスト勝負といわれて久しいが、実際のところ11月のG1レースが大きな意味をもつことが少なくない。

8日は住之江のG1高松宮記念競走で太田和美がイン逃げを決め優勝。
9日は浜名湖のG1周年記念で今垣光太郎が豪快にまくり、栄冠を手にしている。

残すG1競走は以下の2つだ。
丸亀・G1開設70周年記念(11月12日〜17日)
福岡・G1ダイヤモンドカップ(11月13日〜18日)

グランプリボーダー付近のレーサーにとって、このG1レースは極めて重要。賞金額が接近しているだけに一気に形勢が変わる可能性がある。
ボーダー付近のランキング(11月9日現在)は次のとおりだ。

14 位 瓜生正義
15位 上條暢嵩
16位 上平真二
17位 磯部 誠
18位 太田和美
19位 中島孝平
20位 稲田浩二
21位 丸野一樹
22位 井口佳典
23位 関 浩哉

住之江の高松宮記念を取った太田和美とて安全圏ではない。そして、グランプリ新顔となるかもしれない稲田浩二や関浩哉はランク外から虎視耽々(たんたん)と狙っているが、両者ともにSGチャレンジカップは走っても、G1競走にはあっせんされていない。

【(C)BOATRACE 丸亀】

そこで注目されるのが丸野一樹【写真2枚】である。
昨年初出場した住之江グランプリで優出。優勝戦は転覆失格となったものの大舞台を経験しており、機微が分かっている。
現在賞金21位の丸野一樹だが、10月20日時点では賞金18位にいた。12日からは丸亀のG1京極賞 開設70周年記念競走を走る。通算の2連対率53.9%を誇る丸亀水面は奪われた地位を奪還する絶好の舞台といっていいだろう。

鳴門周年は今年5月に制している。
丸亀も取って、それからSGチャレンジカップ(鳴門)へ向かいたい。
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