【ガンバ大阪】ホーム最終節でサポーターに捧げたい勝利。磐田に勝ち切り、J1生き残りを目指す

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今季ホームで無敗を誇っていた首位の横浜F・マリノスを見事に撃破し、貴重な勝点3を手にしたガンバ。残留争いは依然、熾烈を極めているが、17位のガンバの立ち位置は極めて明白だ。

「勝つことを信じて疑わずに自分たちを信じて戦い抜く、全力を尽くす、そこに全てを懸けるというのは約束できる」。松田監督にとっても就任後、未だ手にしていないホーム初勝利を目指す磐田戦になる。

決して見栄えは良くなかったかもしれない横浜F・マリノス戦だが「弱者の戦い」(宇佐美)にあえて徹したのは勝点3への道筋を見据えたからこそ。東口を中心とした守備陣はクリーンシートを果たし、キャプテンマークを巻いた宇佐美のCKからスカウティング通りの形でゴールを奪い、ガンバは勝利への執念を見せつけた。

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首位撃破から3週間のインターバルを挟んで迎える磐田戦は、前節とはまた異なる戦いになる可能性がありそうだ。

磐田は現在18位だが、直近の4試合は1勝3分と粘りを見せており、勝点3を奪った試合はガンバ同様、横浜F・マリノスが相手だった。

3バックをベースに粘り強い戦いを見せている磐田に対して、ガンバが問われるのは90分を通じてのマネージメント。引き分け以下でJ2降格が決まる磐田も、勝点3を目指してガンバに立ち向かってくるのは間違いないが、過度に前がかりになることはないだろう。

ただ、磐田の出方に関係なくガンバが警戒すべきは試合の入り方。3週間ぶりの試合となるガンバに対して、磐田は未消化の試合をこなしているだけにキックオフの笛が鳴った瞬間から、攻守両面でアグレッシブさを発揮することが不可欠になりそうだ。2試合連続の無失点に貢献している昌子も「本当にハートの部分が大事になるし、試合の入りが大事」と気を引き締めている。

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そして、ガンバが勝利を手にする上で不可欠なのは磐田のゴールをこじ開ける作業。攻撃のタクトを振るう山本悠も「ここ数試合の磐田を見ても守備から入ってくるイメージはある。相手のプレスをしっかりと剥がして押し込む展開をできるだけ長く作りたい」と直近の4試合大崩れしていない磐田の守りをこじ開けるつもりだ。

磐田でチーム最多の6得点、4アシストをマークしている元ガンバの鈴木は当然警戒すべき選手であるが、今節最も注目されるのはガンバのレジェンドだった遠藤の存在だ。守備に軸足を置く最近の戦いで遠藤は途中出場が続いているが、今節はボランチの上原が出場停止。遠藤が先発する可能性は十分にある。

ガンバに携わる誰もがリスペクトを抱く遠藤に対して山本も「1年目に少しだけ一緒にプレーしたが、真似をするところもたくさんあった。チームとして勝たないといけない」と言い切った。遠藤のパスさばきは要警戒だが、そこを奪いどころにすれば逆にガンバの決定機につながるのは言うまでもない。

「今季を振り返るとホームで勝っている試合が少ない。ホーム最終節でもあるしやはり勝ちたい」(昌子)。パナソニックスタジアム吹田に初めて敵としてやってくる遠藤はリスペクトするが、勝利だけは譲らない。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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