首都マドリードのサッカーとその伝統 CDレガネス:ラ・リーガ講座第1回

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ラ・リーガがスペイン政府の文化機関インスティトゥト・セルバンテス東京と共同で開催するラ・リーガ講座が今年も始まった。

今回はこれまでのオンライン聴講に加え、東京・六本木の会場における生聴講も実現。昨年に引き続きサッカージャーナリストの小澤一郎氏が司会を務め、ラ・リーガ所属クラブとその背景にある歴史や文化について特別講師が語るセッションが全8回に渡って行われる。さらに今回はスペイン旅行のプロ、西塚淳氏による観光スポットやグルメ情報も紹介される予定だ。

第1回のテーマは「首都マドリードのサッカーとその伝統 CDレガネス」。特別講師は日本代表MF柴崎岳が所属するCDレガネスのインターナショナル部門の日本担当、そしてレガネスCの第二監督も務める伊藤弘太氏が務めた。

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伊藤氏は琵琶湖成蹊大学を卒業後、指導者を目指してスペインに留学。町クラブのコーチを歴任しながら指導者ライセンスを取得し、2019年から2シーズンは当時ラ・リーガ・スマートバンク所属のアルコルコン、昨季からはレガネスで下部組織の指導に当たってきた。今季はCチームの第二監督に加え、インターナショナル部門の日本担当としてクラブと日本をつなぐ橋渡し役も務めている。

講義ではクラブ創設から近年の成功に至る歴史、本拠地ブタルケと隣接する下部組織のグラウンド、歴代所属選手、現チームの若手有望株、下部組織へのこだわり、ユーモアに富んだ宣伝活動、クラブとファンの愛称「ペピネロス(キュウリ)」の由来などについて説明。その後小澤氏と来場者、オンライン聴講者からの質疑応答が行われた。

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後半は西塚氏による観光パートに移行。スペインの首都マドリードにおける鉄板観光スポットから名物料理、世界的に有名な老舗レストラン、コアな市場と楽しみ方、そして西塚氏が個人的に推す絶景スポット、さらに西塚氏が考案した「レガネスの試合を満喫する1日プラン」などが紹介された。

後半の質疑応答ではさらなるマドリードの観光情報に加え、伊藤氏には「日本とスペインの育成の最大の違いは?」といった質問も向けられ、あっという間に1時間半の講義は終了を迎えた。

第2回の講義は久保建英の加入により日本でも注目されているレアル・ソシエダ。美食の町サンセバスティアンのグルメ・観光情報も含め、スペイン好き、フットボール好きは見逃せない内容となりそうだ。

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