ユヴェントスは金曜日の夜、アリアンツ・スタジアムでエンポリから4ゴールを奪い快走を収めた。序盤にキーンのゴールで先制すると、後半にマッケニーが追加点。さらに終盤にラビオが2点を加えてアウェイチームを寄せ付けなかった。

前節トリノダービーを制したチームはその勢いを活かし、序盤からチャンスを作る。相手のパスミスを拾ったキーンが相手ゴールに向けて突進し放ったシュートは枠外に外れたが、その2分後にコスティッチからの低い弾道のアーリークロスに走り込んだキーンが合わせると近距離からのシュートが今度はゴールネットを揺らした。

キーンは31分にもゴール前でセンターバックの間に入りマッケニーのクロスに合わせたが、シュートは惜しくもポストの脇に外れた。その直後にはゴール前でフリーになったデストロにシュートを許したがシュチェスニーがセーブ、逆にマッケニーが近距離から放ったシュートは相手GKヴィカーリオに阻まれ、1点差でハーフタイムを迎えた。

マッケニーがチャンスをものにしたのは、後半キックオフから10分後だった。クアドラードのコーナーキックを頭で叩き込み、大きな追加点を決めて見せた。
その後も攻撃の手を緩めないユーヴェはコスティッチのクロスからキーンがゴールネットを揺らしたが、オフサイドによりノーゴールと判定された。

この日の快勝劇を締めくくったのは、ラビオだった。83分、再びクアドラードがコーナーキックによりアシストを提供し、ラビオがヘディングで3点目。シュートはヴィカーリオに弾かれたが、ゴールラインテクノロジーによりゴールラインを割ったことが確認された。

そしてアディショナルタイムにはダニーロからのクロスをラビオが押し込んで2点目を決めた。4-0の快勝により、チームは今季セリエAで初の連勝を達成した。