【セーリング】2022ハンザクラスワールド、10月20日開幕

チーム・協会

【©Adamo Aono】

日本初開催!パラセーリングの世界選手権大会

10月20〜23日の4日間、広島観音マリーナ(広島県広島市西区観音新町)を拠点に「2022ハンザクラスワールド」が開催されます。この大会はトップパラアスリートが競う「パラワールドセーリングチャンピオンシップハンザクラス広島」と、障がい者と健常者がハンディキャップなしにレースを行うインクルーシブな「2022ハンザクラスアジアパシフィックチャンピオンシップ」が同時に開催されるもので、日本を含め世界13カ国から100人以上のセーラーが集います。

日本でパラセーリングの世界選手権大会が開催されるのは初めてのこと。コロナ禍の影響で選手の人数は制限されましたが、世界ランキング1位、2位の選手が参加するなどハイレベルな戦いが期待できます。

レース海域は広島観音マリーナのすぐ目の前。お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかが。大会の様子はYouTubeのライブ配信でも見ることができます。

海の豊かさを守るSDGsレースも!

今大会では、ヨットレースだけでなくSDGs#14「海の豊かさを守ろう」をテーマに、環境保全に寄与する評価項目を定めて貢献度を競う「SDGsレース」も同時に行います。選手は大会1カ月前の9月20日から、日本セーリング連盟が開発した専用ウェブアプリを使って「SDGsレース」に参加することができ、大会最終日にはヨットレースの結果だけでなく、環境保全に寄与したセーラーも表彰されます。

SDGsレースでは「ペットボトルを使わない」「フードロスを出さない」「ゴミをリサイクルする」といった日常生活の中でできることから、「レース海域で海水を摂取して広島湾のマイクロプラスチック調査に協力する」といった大会に参加しなければできないアクションまであります。また広島名産の牡蠣の養殖過程で出るプラスチックを、地元の漁業者や企業と共にリユースする取り組みも行う予定です。

ヨットレースとSDGsレース、どちらも結果も気になります。

  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

公益社団法人日本セーリング連盟(JSAF)が運営する公式サイトです。帆に風を受けて進むセーリングは環境に優しいアクティビティで、ヨットレースはジュニアからシニアまで、また障がいがあっても楽しめるインクルーシブなスポーツです。自然をフィールドに活動するセーリングを安全に楽しむためには、知識や経験が必要となります。これから始めたい人から、オリンピックを目指すアスリート、太平洋横断や世界一周にチャレンジしたいセーラーまで興味が持てるような、幅広い情報を発信していきます。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント