ドゥシャンの得点でダービーを制す

ユヴェントスFC
チーム・協会

【@JuventusFC】

ユヴェントスは15日、ドゥシャン・ヴラホヴィッチの決勝ゴールでトリノを1-0で下しダービーを制した。今季アウェイでの初白星により、勝ち点を16に伸ばした。

セリエAで155回となった『デルビー・デッラ・モーレ』の序盤は、両チームともに慎重な立ち上がりを見せる。主に中盤での戦いが続き、14分にトリノのミランチュクがペナルティエリア外からシュチェスニーの正面を突いたのが試合最初のシュートとなった。

33分、ヴラホヴィッチが角度のない位置から放ったユーヴェのこの試合最初のシュートは、ミリンコヴィッチ=サヴィッチにセーブされた。その1分後にもクアドラードが敵陣でボールを奪いキーン、ヴラホヴィッチとボールを繋いでセルビア人ストライカーがシュート。しかしこの場面も代表のチームメートであるトリノの守護神に阻まれ、リバウンドを狙ったロカテッリの前もゴールネットを揺らすことはできなかった。

直後にラビオが放ったパワフルなシュートもセーブされ、両チームともにゴールレスのまま前半を終えた。

後半に入ってもミリンコヴィッチ=サヴィッチがユーヴェ攻撃陣の前に立ちはだかり、後半開始から5分後にロカテッリのボレーシュートをセーブ。62分にコスティッチのクロスにペナルティエリア内のキーンが合わせて放ったシュートは枠をとらえられなかった。

一方でホームのトリノもチャンスを作り、ミランチュクがゴールの上に外れるシュートを放つなどユーヴェをひやりとさせる場面もあった。

均衡を破るきっかけを作ったのはユーヴェのセルビア人コンビだった。コスティッチのクロスにヴラホヴィッチが合わせたシュートをミリンコヴィッチ=サヴィッチがセーブした後のコーナーキックをダニーロが頭で流し、ファーサイドのヴラホヴィッチが押し込んでゴールネットを揺らした。

終盤はトリノが同点ゴールを狙ってボールを支配したが、ユーヴェはゴールに近づけさせずシャットアウト。地元のライバルを下して、大きな勝ち点3を獲得した。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

ユヴェントスFCは1897年に設立された歴史のあるイタリアのサッカークラブで、トリノに本拠地を構えます。セリエAで最も成功したクラブの1つとして、国内のみならず世界中にファンを持ち、イタリア国内で最多の優勝回数を誇ります。2011年9月にはイタリアでは初めてのクラブ所有のスタジアム、アリアンツ・スタジアムが完成し、その年のシーズンを23勝15分の無敗で優勝しています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント