早大フィギュア 島田がSP1位、西山が3位!女子は3人がFS進出
【早稲田スポーツ新聞会】
【早稲田スポーツ新聞会】記事 及川知世、水平櫻子、濱嶋彩加、吉本朱里 写真 吉本朱里
年末の全日本選手権の予選会に位置付けられている東京選手権が開幕した。早大フィギュア部門からは7人が出場。30日に行われたショートプログラム(SP)では、女子は実戦復帰の川畑和愛(社3=沖縄・N)をはじめとする3人がフリースケーティング(FS)に進出。男子は島田高志郎(人通3=岡山・就実)が1位、西山真瑚(人通3=東京・目黒日大)が3位につけるなど、好演技を披露した。
★川畑は復帰戦で笑顔!それぞれの魅力が光る演技を披露し3人がFSの舞台へ(女子SP)
SPで演技する馬場 【早稲田スポーツ新聞会】
SPで演技する木南 【早稲田スポーツ新聞会】
SPで演技する川畑 【早稲田スポーツ新聞会】
SPで演技する小室 【早稲田スポーツ新聞会】
★島田1位、西山3位!充実した表情を浮かべる(男子SP)
SPで演技する廣田 【早稲田スポーツ新聞会】
SPで演技する島田 【早稲田スポーツ新聞会】
SPで演技する西山 【早稲田スポーツ新聞会】
結果
川畑和愛
SP 9位 48・04点
馬場はるあ
SP 16位 41・93点
木南沙良
SP 21位 38・33点
小室笑凜
SP 32位 33・12点
▽男子SP
島田高志郎
SP 1位 89・90点
西山真瑚
SP 3位 74・36点
廣田聖幸
SP 19位 41・69点
コメント
川畑和愛(社3=沖縄・N)
――久々の試合出場でしたが、試合感などはいかがでしたか
試合中はとにかくできることをやらなければと集中していました。終わった後にどっと疲れが出てきて、すごく緊張していたんだなと実感しました。
――SPの演技を振り返っていかがですか
予定していた構成をノーミスとはいきませんでしたが、自分の中では全力を出し切れたので終わったあとは少しほっとしました。
――FSに向けて意気込みをお願いします
最後まで集中力を切らさず滑り切りたいです。
▽男子SP
島田高志郎(人通3=岡山・就実)
※zoom囲み取材より抜粋
――SPを終えて、いかがですか
やっと4回転を試合で成功させることができたのですごく嬉しい気持ちと同時に、これを当たり前にしなければならないなと思いました。なので、今後も新たな挑戦、安定性を求めていきたいと感じています。
――手応えは
演技自体はジャンプの出来栄えも今日の朝の練習よりも全然良いものが飛べていたので、6分間練習で良い感覚を掴めて、その感覚を試合に持っていけたというのは少しずつ成長できているのではないかと感じています。
――ジャンプを難しくしていると思うのですが、前々から考えていたのですか
体の状態を見て悩んでいたりしましたが、CSではFSで守りに入ってしまったというか、リスクを負う覚悟が足りていなくて、その練習の一環として、自分にとっての最高難易度でSPに挑戦し、リスクを負う練習をしました。失敗を受け入れる覚悟というものが自分にとって必要だと思ったのでどんどん挑戦していこうと思いました。
――FSに向けてどのように挑んでいきたいですか
万全の準備をして、今できる自分の最高の演技をどの試合でも出していけたらなと思っているので自分のやるべきことをただやるだけだと思います。
――今年の目標を教えてください
SPもFSも完璧を目標にしているのですが、僕の性格上完璧を求めすぎると強張ってしまうので、自分のスケートの持ち味は自分がスケートを楽しむことなので、スケートの良さというのを体や感情で表現できたら良いなと思っています。なので、そこを根本的に忘れずに楽しみながらスケートをしたいと思います。
――特にどんなところが自分のジャンプでよくなったと思いますか
体のラインの作り方だったり、あとは気持ちの問題なので、試合での望み方だったり自分の技術への信頼だったり、練習で得ていく作業などがジャンプに繋がったと思います。まだまだ改善点もたくさんありますがそこをみつめてもっともっと頑張っていきたいなと思います。
――今日のSPで成長を発揮できていたのはどこですか
まず挑戦できたことにすごく喜びを感じていますし、挑戦したところでしっかりと自分のやるべきことができたのでいつもと少し違ったと思います。なので、そこは成長したと言っても良いかなと思います。
西山真瑚(人通3=東京・目黒日大)
※zoom囲み取材より抜粋
――素晴らしい演技でした。ご自身で振り返ってみていかがですか
自分もすごく嬉しくて、練習してきたことが積み重なって、今回実になったのですごく嬉しいです。
――久々のブロック大会に出場となりましたが、いかがですか
今年シングルの大会に出るのが2年半ぶりでドキドキだったのですが自分がシングルをするのも残り少なくなってきたので、思いっきり楽しんで滑りたいなと思いました。
――70点越えの点数についてどう思われましたか
正直自分はこんなに点数を出していただけると思っていなかったので、点数を見た時に、10点違うのではないかと思ったのですが、それだけ評価をしていただけたということなので、素直に受け止めたいと思います。
――FSに向けていかがですか
FSも今までやってきた練習どおりのことを実際に本番で滑れたらいいなという気持ちで挑みたいと思います。
――アイスダンスとシングルを両立されていましたが、相互に影響を及ぼしあう要素はありますか
アイスダンスをしていたからこそエッジワークに意識を向けられるようになったと思います。シングルの時はステップシークエンスに力を入れていなかったのですが、アイスダンスを始めてからは無意識にエッジワークを意識することが出来るようになりました。また、アイスダンスはリフトなどが必要なのでそれに向けたトレーニングにより体が安定し、結果的にジャンプの安定に繋がったと思います。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ