中谷将大が一時勝ち越し打点も......投手陣が粘れず福岡ソフトバンクが連敗【8/31 二軍試合結果】

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 8月31日、タマホームスタジアム筑後で行われた、福岡ソフトバンクと阪神のウエスタン・リーグ公式戦第21回戦は、2対9で福岡ソフトバンクが連敗を喫した。

 福岡ソフトバンクの先発は、田上奏大投手。初回、テンポよく2つのアウトを取るが、ロドリゲス選手に先制ソロを被弾する。直後の1回裏、打線は安打と四球で好機をつくったが、得点に結びつけることはできなかった。

 反撃したい打線は3回裏、三森大貴選手が二塁打で出塁すると、続く渡邉陸選手のライトへの一打で同点に。さらに、1死3塁の好機では、中谷将大選手の犠飛で勝ち越し点を挙げた。

 しかし5回表、田上投手はロドリゲス選手に適時打を浴び、同点とされる。さらに6回表、2番手で登板した田浦文丸投手が勝ち越し打を許し、2対4に。7回表には、2四死球からピンチを招いたフェリックス投手が、榮枝裕貴選手に2点適時二塁打を浴びた。

 何とか点差を詰めたい打線だったが、4回以降は1安打に封じられ、反撃の糸口をつくれず。9回表には中村亮太投手が阪神打線につかまり、7点ビハインドに。9回裏は、四球で出塁した笹川吉康選手が3塁まで進むも、代打・緒方理貢選手が三振に倒れ、2対9で試合終了。

 福岡ソフトバンクは、投手陣が被安打13、9失点と崩れ、流れをつかめなかった。打線では、前日に実戦復帰を果たした三森大貴選手が2試合連続安打と順調ぶりをアピールした。

  123456789 計
神 100012203 9
ソ 002000000 2

神 ○及川雅貴-尾仲祐哉-渡邉雄大-石井大智-小野泰己
ソ 田上奏大-●田浦文丸-フェリックス-高橋純平-中村亮太

文・吉村穂乃香
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