8月17日、ウェルファムフーズ森林どりスタジアム泉で行われた東北楽天と埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦、第18回戦は、5対4で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武の先発は森脇亮介投手。テンポ良く3者凡退に抑え、1回5球無安打無失点の内容で降板した。2回裏からは豆田泰志投手がマウンドに上がり、2死2塁とするも無失点に抑える。

　打線は3回表、1死から川野涼多選手が二塁打で出塁すると、山野辺翔選手の適時打で先制に成功する。さらに、高木渉選手が10号2ランを放つと、ジャンセン選手からも3号2ランが飛び出し、東北楽天の先発・弓削隼人投手から一挙5点を奪った。

　援護を受けた豆田投手は、ストライク先行の投球で試合をつくる。しかし、6回裏にギッテンス選手の3号ソロで失点。7回裏にもオコエ瑠偉選手の2点適時二塁打とマルモレホス選手の適時打で3点を失い、5.2回123球5安打6四球9奪三振の内容で降板した。

　なおも2死1塁のピンチは田村伊知郎投手が切り抜け、そのまま9回裏まで続投し、2番から始まる好打順を3者凡退に締めて試合終了。勝利した埼玉西武は、3回表の集中打でビッグイニングをつくると、そのリードを投手陣が最後まで守り切った。一方敗れた東北楽天は、終盤に粘りを見せたが最後まで追い付くことができなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ００５００００００ ５
楽 ０００００１３００ ４

西 森脇亮介-○豆田泰志-S田村伊知郎
楽 ●弓削隼人-寺岡寛治-福井優也-福山博之-安樂智大

文・木村圭