【湘南スペシャルプレビュー】勝点で並ぶ湘南と札幌の激突。新加入・中野嘉大が展望を語る
【(C)SHONAN BELLMARE】
自省が口をつく。
「福岡戦ではドリブルで仕掛けるシーンが2、3回ありましたが結果を残せなかった。磐田戦は仕掛けることもできず、まったくダメだった。途中から入った分なにかしなければいけないという想いのなかで、ロストに繋がるシーンが多かった。よくないプレーだったと思います」
【(C)SHONAN BELLMARE】
「攻撃で違いをつくることが自分は得意」と語る。
「最後の局面で1対1を仕掛けるのはもちろん、自陣も含めて僕のところで全部入れ替わろうと思っている。相手が奪いに来てくれたら打開するチャンス。とくにサイドは時間もスペースもあるのでプレッシャーを感じずにプレーできるし、味方といい関係性をつくることができれば相手と確実に入れ替われる。自分のところから次の選手に優位性を与えて、いい展開を生めると思います」
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「僕がやりたいプレーを理解し、僕のよさを出すために合わせてくれる選手が多いので、時間が経過するごとに連係は深まっていくと感じるし、いいプレーを自分がしっかり示せば積み上げていけるはず。練習では周りと繋がりを持ちながらいいプレーができているので、まだまだですが、着実にいい関係ができている感覚はある」
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「戦える選手が多い」昨年3月まで在籍した古巣の特徴をひもときつつ、中野は一戦を見据える。
「対人の強さを前面に押し出した守備をしてくるし、ミシャさん(ペトロヴィッチ監督)のもとで攻撃もオーガナイズされている。出られるかまだ分からないですけど、1対1で上回ることを僕は楽しみにしています」
さらに想いを重ねる。
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確たる自信が言葉に漲る。難敵を撃破すべく、中野は自身の特長を余さず示すつもりだ。
取材・文 隈元大吾
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