【PICKUP PLAYER】21.関憲太郎 「 積み上げの先に手を伸ばす“守護神” オレンジをまとう特別な一戦 」
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
2021年にレノファへの完全移籍を決断。2019年と2020年はリーグ戦での出場がありませんでしたが、2021年の開幕戦でスタメンに選ばれると、安定したセービングでチームに貢献します。何らブランクを感じさせるものはなく、ほとんどの試合でゴールを守り続けてきました。
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
今年6月にJリーグ通算200試合出場を達成。その際の取材対応でセービングの秘訣を聞かれた関選手は、「トレーニングでの成果」と語り、日々の積み上げや細かい部分へのこだわりが実戦に生きてくると話します。
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
判断力と練習の成果が生きるのは守備だけではありません。攻撃ではセンターバックが構えるような位置まで上がってボールを受け渡し、スムーズなパスワークに貢献。サポートが必要だと判断すると、味方がパスを出しやすいエリアに顔を出して、ボールロストを防ぎます。
ゴールがオープンになるリスクを伴いますが、レノファらしく前向きにゴールに迫るには、リスクを背負える経験値や判断力、それに勇気といったものも必要です。関選手は「試合の流れに敏感になりすぎるとプレー支障が出ると思っています」と話し、リスクを内包しつつも味方のサポートに注力。6.渡部博文選手や8.佐藤謙介選手と連係して全体が前向きの矢印を持てるよう気を配ります。
「プロ15年目で、その中には厳しい年もありました。そう簡単ではなかったですが、周りの方のおかげで試合を重ねられました。悔いのないように一試合一試合勝っていきたいです」
不断の努力の延長線上にある白星に手を伸ばし、最高の瞬間を作り出す関憲太郎選手。オレンジ色に包まれる特別な試合で、さらなる活躍を誓います。
【RENOFA YAMAGUCHI FC】
群馬県出身。前橋育英高、国見高、明治大を経て2008年にベガルタ仙台に加入。2010年から2012年まで所属した横浜FCでJリーグ戦に初出場し、特に2011年はシーズンを通してゴールを守った。2013年に仙台に復帰し、J1リーグ戦でも活躍。2021年にレノファに完全移籍し、キャリアハイに迫る36試合でゴールを守った。今年もほとんど試合でスタメン出場している。1986年3月6日生まれ、36歳。
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