東京2020大会と北京2022冬季大会の感動と興奮を「オリンピックコンサート2022」開催
【「オリンピックコンサート2022」を開催(写真:フォート・キシモト)】
オリンピックコンサートは全世界で行われているオリンピックデーイベント(オリンピックデーは6月23日)の一環として日本独自に開催し、今年で25周年目を迎えました。感動的なオリンピック映像と壮大なフルオーケストラの共演は、毎年多くの方にご好評いただいています。
今年は「夢をありがとう、つなごう明日へ!」をテーマに、指揮は中田 延亮さん、演奏はTHE ORCHESTRA JAPANが担当。ゲストアーティストにはmilet(ミレイ)さんを招き、オリンピアンで俳優の藤本隆宏さん(水泳/競泳、1988年ソウルオリンピック・1992年バルセロナオリンピック出場)が11年連続でナビゲーターを務めました。
【第1部】
続いて、2曲目では、“輝く冬の祭典”をテーマに、北京2022冬季オリンピック開会式テーマソングの帳師作曲『雪の結晶(Snowflakes)』の演奏とともに、子供たちの透き通った歌声、繊細な美しさにあふれていた北京2022冬季大会の開会式の名シーンをスクリーンで紹介しました。
3曲目は、“ヒーロー、ヒロインたちのドリームチャレンジ”をテーマに、4年に一度の最高の雪と氷の舞台で持てる力を最大限に発揮し、果敢に挑んだアスリートたちに焦点をあて、フェリックス・メンデルスゾーン作曲『交響曲第4番イ長調作品40「イタリア」から第1楽章』を演奏しました。4曲目では、映像で冬季競技の魅力のひとつ“美しさ”にフォーカス。今冬、北京で人々を魅了した華麗で美しい名場面とともにエドワード・エルガー作曲『行進曲「威風堂々」作品39から第1番ニ長調』が演奏されました。
第1部最後の5曲目では、ジョン・ウィリアムズの代表作『映画「E.T.」から[地上の冒険]』が演奏されました。映像では、北京2022冬季大会で素晴らしい活躍を見せたTEAM JAPANのパフォーマンスを一挙に振り返り、第1部が締めくくられました。
【第2部】
ゲストアーティストとして3曲を披露したmilet(ミレイ)さん 【写真:フォート・キシモト】
続いて、9曲目は渡辺俊幸作曲『組曲「宇宙兄弟」』。“挑戦の系譜 in Beijing2022”がテーマの映像と美しいメロディーが合わさり、会場からは大きな拍手が送られました。
JOCスポーツ賞表彰〜アスリートトーク
■橋本大輝選手(体操・体操競技/男子個人総合、男子種目別鉄棒 金メダル、男子団体 銀メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■西矢椛選手(スケートボード/女子ストリート 金メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■村瀬心椛選手(スキー・スノーボード/女子ビッグエア 銅メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■喜友名諒選手(空手/男子形 金メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■鍵山優真選手 (スケート・フィギュアスケート/男子シングル 銀メダル、団体 銅メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■高木美帆選手(スケート・スピードスケート/女子1000m 金メダル、女子500m・女子1500m・女子チームパシュート 銀メダル)※高ははしごだかのたか
【写真:フォート・キシモト】
■山田優選手(フェンシング/男子エペ団体 金メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■加納虹輝選手(フェンシング/男子エペ団体 金メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■宇山賢選手(フェンシング/男子エペ団体 金メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■見延和靖選手(フェンシング/男子エペ団体 金メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■永井秀昭選手(スキー・ノルディック複合/ラージヒル団体 銅メダル)
【写真:フォート・キシモト】
■高木菜那選手(スケート・スピードスケート/女子チームパシュート 銀メダル)※高ははしごだかのたか
【写真:フォート・キシモト】
■川除大輝選手(パラリンピック・クロスカントリースキー/男子20キロクラシカル[立位] 金メダル)
【写真:フォート・キシモト】
今後は、今シーズンのW杯や世界選手権でもメダルを獲得し、8年後もし北海道・札幌オリンピック・パラリンピックが開催されれば、そこでもメダルを獲得したいなと思います」
フィナーレへ
最後の11曲目は、オリンピックの精神と理念を高らかにうたったスピロ・サマラ作曲『オリンピック賛歌』。北京2022冬季オリンピックの開会式でギリシャ語そして伴奏なしのアカペラで歌われたこの曲をTHE ORCHESTRA JAPANの皆さん、NHK東京児童合唱団の皆さんで合唱し、華やかにフィナーレを迎えました。
鳴り止まない拍手の中、アンコールで演奏されたのは、リチャード・ロジャース作曲の『すべての山に登れ』。そして、最後に会場からは今回参加したメダリストに盛大な拍手が送られ、2時間半に渡るコンサートは盛況のうちに幕を閉じました。
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