【BOATRACE】2日目ドリームは上條暢嵩が大山千広に辛勝! G2戸田MB大賞

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 ボートレース戸田で開催中の「G2戸田モーターボート大賞」は、13日に予選2日目が終了した。メインカードとなった12Rの「ウインクドリーム」は白熱した一戦となった。

 進入は枠なりの3対3。スタートは1、2枠の上條暢嵩と、中澤和志がコンマ09と鋭く踏み込んだ。1マークは最内から回った上條がトップターン。握って回った3コース女子レーサーの大山千広が続く、という展開。バック間隔はこのワンツーで決着かと思われたが、2マークは大山がアッと言わせる旋回。上條の内懐を鋭く差し込み2周ホームは逆転の態勢。ただ、2周1マークは上條が再び意地を見せた。渾身(こんしん)のまくりを決めると、残る3回のターンでは大山を突き放して首位ゴールを決めた。大山はナイスファイトも2着までとなった。3着は1マーク差しから、2マークもうまく差した地元の中澤。3連単は1-3-2で、2610円。13番人気での決着。

 イン戦で辛勝となった上條暢嵩【冒頭の写真】は、勝ち上がりのコメントでは開口一番「良くないですね」と苦い表情。「スリットの足は大丈夫なんですが、ターンした後の足がなさすぎる。体感では完璧に逃げたと思ったのに…。2コーナーもズッと滑っている。全速ターンではなく、レバーでかけながらという感じになっていておかしいですね。ドリームは皆さんの応援のおかげで勝てたけど、この後は作業をします。ペラもですけど、本体をもう1回やっていいかも…、ですね」と白星後も笑顔はなく、予選中盤へともう一つ強く、かぶとの緒を締めていた。

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 一般予選の方では、地元の須藤博倫【写真上】と、四国伏兵の興津藍が2連勝の好成績を収めた。須藤は初日ドリーム戦の4着を挽回(ばんかい)して「ホッとしました」と勝ち上がりでは穏やかな表情。予選中日へ向けては「できる限りのことをやって、明日以降も気持ちを入れてしっかり走りたい」と力を込めた。

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 また3Rでは、地元埼玉支部22歳の砂長知輝【写真上】がコンマ05のトップスタートで見事インから押し切り白星。G2以上の特別戦では初勝利、水神祭【写真下】を決めた。「ここはしっかり逃げて、1等を取る気でいけたので、とてもうれしいです。ここまで流れ良くきているので、このままモチベーションを崩さずに最終日までしっかり走ります」と、慣れないカメラ前での勝利者インタビューに、少し緊張しつつ喜びを語った。砂長は初日からまだ2走のみではあるが2、1着の成績。埼玉若手ホープの元気な走りに、この後も注目したい。

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