セレッソ大阪【天皇杯 4回戦 名古屋vs. C大阪】今大会初のJ1勢との対戦となる天皇杯ラウンド16。総力を結集し、ベスト8進出を目指す

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【CEREZO OSAKA】

明治安田生命J1リーグ第21節・横浜F・マリノス戦から中2日。激闘の余韻も冷めやらぬ中、セレッソ大阪は、名古屋グランパスとの天皇杯ラウンド16に臨む。会場はヨドコウ桜スタジアム、キックオフは18時半だ。

7月に入り、セレッソは川崎フロンターレ、鹿島アントラーズ、横浜FMとのリーグ戦3連戦に挑んだ。川崎には2-1で逆転勝ち、鹿島とは打ち合いの末、3-3のドロー、記憶に新しい横浜FM戦は、好内容を演じつつ2-2の引き分けに終わった。鹿島戦と横浜FM戦は、一時はリードを奪う展開に持ち込んだだけに悔しさも残るが、今後へ向けたプラス材料も多い。「全員がいい準備をして、色んな選手が力を発揮して負けなしで終えたことはポジティブ。どの選手が出ても攻守の役割を全うできた」と小菊昭雄監督も収穫を強調する。今回の天皇杯ラウンド16もリーグ戦に挟まれた過密日程のため、先発の入れ替えも予想される中、誰が出たとしてもピッチに立つ選手が役割を全うし、勝利に向かってプレーしたい。

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そうしたプラス面の一方で、直近2試合について指揮官は、「勝ち切れなかったことも事実。今後、勝ち切れるチームになっていかないといけない」と課題も述べた。リードした展開をどう締めるか。守備陣だけの問題ではなく、「ゲームコントロールのところ。相手が強い重心を前にかけてきた時、そこをいなしていける力(が必要)。相手のパワーを生かしながらボールを前に運び、追加点を取る、ゲームをコントロールする。そういったチームに成長できた時、我々はまた前進できる」(小菊監督)。天皇杯はまさに1発勝負なだけに、内容もそうだが勝利に強くこだわり、試合終了の笛が鳴るまで戦い抜くことが求められる。

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名古屋とは、昨季も天皇杯の準々決勝で対戦した。その試合は3-0でセレッソが勝利したが、続くルヴァンカップ決勝では0-2で敗れるなど、“小菊セレッソ”になって以降、名古屋はカップ戦における縁の深い相手だ。指揮官はマッシモ フィッカデンティ監督から長谷川健太監督に代わったが、守備の堅さは引き継がれているだけに、今回の一戦も相手の守備をどうこじ開けるかはポイントになる。ボールを握り、優位に進め、積極的に先制点を狙っていきたい。また、ポジションを問わず、相手には1発で仕留めてくる選手もいるだけに、ミドルシュートやカウンター、セットプレーなど飛び道具には十分、警戒したい。

第97回大会以来の優勝を目指す今大会。「是が非でも獲りたいタイトル。3つ目の星を刻み、かつ、この大会で優勝できればアジアにもいける。明日は絶対に勝ちたい試合」と、指揮官も熱い思いを語る。頂点に近づくベスト8進出を果たすためにも、ここから中2日で迎えるリーグ戦での“大阪ダービー”に勢いを付けるためにも、是が非でも明日は勝利で飾りたい。
(文=小田尚史)
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