ラ・リーガ、日本で初のクリニックを実施

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【(C)LaLiga】

ラ・リーガはこの度、日本の育成年代サッカーの発展と指導者養成を目的とし、公式パートナーのワカタケグループと日本国内では初となる共同クリニックを開催しました。大阪と千葉で開催されたトレーニングセッションには70名以上の選手が参加しました。

今回のクリニックでは国内外で豊富な指導経験を持つUEFAProライセンス所有のコーチ陣が来日。ラ・リーガが7年にわたり世界各国で展開し、これまで17万5千人以上の選手たちが体験してきた世界基準の「ラ・リーガ・メソッド」を用い、理論と実践のトレーニングセッションを実施しました。

ラ・リーガ・グラスルーツ、スポーツテクニカル部門責任者 フアン・フロリト氏
「我々のプロジェクトは選手の総合的な成長に焦点を当てています。ラ・リーガ・メソットの鍵は技術や戦術、フィジカルだけでなく、選手の人間性や心理、感情といった面にもアプローチする点にあります。我々は常に、選手自身が1つのプロジェクトであり、個々の選手に寄り添った指導を行うことが差別化された育成プログラムになるのだと意識しています」

ワカタケグループCEO 稲若健志氏
「パンデミックにより2年間実施できなかったラ・リーガ・グラスルーツのコーチ陣によるクリニックを再開できることは、私たちにとって誇らしいことです。このような育成プログラムは選手たちの成長、指導メソッドの伝搬に加え、今回のように大阪や千葉などでラ・リーガ・グラスルーツとワカタケグループを知って頂く機会にもなります」

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今回初めて日本で行われたクリニックに加え、これまでラ・リーガはオンラインの指導者養成講座や、ラ・リーガ所属クラブのスタッフによるスペインでのクリニックなどを行ってきました。

昨年10月にはバレンシア、レバンテ、ビジャレアルで、今年2月にはラージョ・バジェカーノ、セビージャ、レアル・ベティスなどで現地の指導スタッフによるクリニックを実施。2020年年12月にはラ・リーガ・グラスルーツのコーチ陣、ビジャレアル、アスレティック・クルブ、エイバルのメソッド部門ダイレクターによる選手・指導者対象のオンライン育成講座も開催しました。

将来へのプロジェクト
ラ・リーガ・グラスルーツとワカタケグループは、日本サッカーの育成をさらなる高みへと導くべく、今後も新たなプロジェクトを展開していく予定です。

そのうちの一つには、スポーツと勉学の両立を目的としたスポーツアカデミー「ESCマドリー」への留学制度があります。同センターはラ・リーガとNBAがサッカーとバスケットボールの選手育成を目的に作った寮完備の総合スポーツ施設で、2022年夏に開講します。同センターではスペイン国外クラブのトレーニング合宿や夏の短期キャンプ、ラ・リーガ・キャンプなどの開催も予定されています。

ラ・リーガとは
グローバルかつ革新的、さらに社会的責務を果たす国際組織です。エンターテインメントとレジャーの分野においてリーダー的存在を担っています。ラ・リーガサンタンデールの20クラブ、ラ・リーガスマートバンクの22クラブで構成される民間のスポーツ協会であり、国内のプロサッカー大会を開催しています。2019/20シーズンのラ・リーガは全世界で28億人以上の人たちに情報を届けました。マドリー本部、そして11のオフィスと46の駐在員を通じて55カ国で活動しています。ラ・リーガは、財団を通じて社会貢献活動を行っており、知的障害のあるサッカー選手を対象とした大会(LaLiga Genuine Santander)を開催した世界初のプロサッカーリーグでもあります。

ワカタケグループとは
ワカタケグループは、サッカー育成年代から大人となる若い選手の成長に寄与することをミッションとする日本の企業です。ワカタケグループは15年以上にわたり、ヨーロッパやアフリカ、アジア、アメリカにおいて、さまざまなスポーツプログラムを展開しています。これらの国際経験を通して、ピッチ内外における、選手として、また人としての成長に貢献しています。ワカタケグループは、国際経験やホリスティック教育、社会責任などこれまでの教育に則った事業を続けています。2019年にはワカタケグループが提供した国際大会参加やプロクラブでのトレーニング参加、個人留学、国際協力プログラム、指導者養成等に1000人以上が参加しました。
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