びわこ成蹊スポーツ大学の学生がトライアスロン大会で「サステナブル隊」として活躍! ゴミの分別を通じて、新たなスポーツイベントの価値を発信!
【©びわこ成蹊スポーツ大学】
『サステナブル』をテーマの一つとした大会は先進的
びわこ成蹊スポーツ大学の「サステナブル隊」と須崎ともさん 【©びわこ成蹊スポーツ大学】
そう話すのは37度を超える酷暑の中、最後のランを走り終えた 須崎とも 選手だ(写真中央)。4年前から各地のトライアスロン大会に出場し、今では1シーズン8つの大会にエントリー。初めて出場した今大会で、メッセージカードを持って応援する学生の姿に、走り切る最後の力をもらったという。
学生だからできる思い切ったチャレンジ!
サステナブル隊としてボランティアに参加した 3年生戸田菜月さんは「コロナ禍で学生らしい活動ができない日々が続く中、今回のボランティアのことを知って、何か自分にできることはないかと考えて参加することにしました。大会実行委員としてサステナブルをテーマに活動を企画することは難しいことも多くありましたが、5人の実行委員のメンバーと協力して大会当日を迎えることができました。大会当日は、選手の方々が大変な気候の中で一生懸命走っている姿を見て、心を打たれました。大会後、選手の方々から感謝の言葉を聞き、今は参加することができて、本当に良かったと思っています。今回のサステナブル隊の活動はゴミの分別くらいかもしれないけれど、環境問題を発信していくことは、私たちの未来を描く上で大切なことだと感じました。大会が終わってからも、サステナブルの活動は続けていきたいです」と充実した表情を見せてくれた。
ゴミの分別について声掛けを行うびわこ成蹊スポーツ大学の学生たち 【©びわこ成蹊スポーツ大学】
「応援したい」と言葉が溢れ出てきた沿道ボランティア
沿道で参加者に声援を送るびわこ成蹊スポーツ大学の学生たち 【©びわこ成蹊スポーツ大学】
今大会は、「サステナブル」をテーマの一つに開催された珍しいスポーツイベント。宮本和宏守山市長が開会式で言葉にした「全員が勝者」を表現するに相応しい大会であった。選手、大会主催者、大会ボランティア、地元自治体など関わる全ての人が「来年、またここに集まりたい」そう思えるスポーツイベントの一つの形を垣間見ることができた。
スポーツイベントにも持続可能性が求められる今、スポーツの価値はこれからどのように変化を遂げるのか。今後も、琵琶湖サイクリストの聖地「守山市」と日本で初めてスポーツを冠した「びわこ成蹊スポーツ大学」による、これからのスポーツの価値創造に期待が高まる。
大会実行委員として参加したびわこ成蹊スポーツ大学の学生5名 【©びわこ成蹊スポーツ大学】
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