現在の新球場工事の進捗は!? ファイターズOB谷口雄也のレポート連載

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【2023 PLAY BALL!〜谷口雄也が綴る、Fビレッジ・カウントダウン〜 Vol.5】

 2021年シーズンをもって現役を引退。球団職員としてセカンドキャリアを歩み出した谷口雄也さんが、2023年開業「北海道ボールパーク Fビレッジ」誕生までの軌跡を綴ります。

◇ ◇ ◇

 セ・リーグとの熱戦を終えた「日本生命 セ・パ交流戦」。見ごたえのある試合もたくさんあって、盛り上がったと思います。
 特に札幌ドームに来たセ・リーグのファンの皆さまも、パーソル パ・リーグTVで特集された【きつねダンス】には酔いしれたのではないでしょうか?
 僕は毎回、動画を観て楽しんでいました 笑。
 ファイターズのYouTubeチャンネルでは、投手陣がきつねダンスを踊っている様子が公開されていますので、そちらもぜひご覧ください。

 さて、今回は、プライベートヴィラと、「ES CON FIELD HOKKAIDO」(エスコンフィールド)の現在の進捗です。

 まずは、Fビレッジ内の水辺エリアにできるプライベートヴィラ。藤井ビルさんが手がける一棟貸切型の宿泊施設です。

プライベートヴィラ全景 【(C)藤井ビル】

 敷地内には9棟のヴィラができます。
 各棟がどれも違った造りになっていて楽しみ方はそれぞれです。

プライベートヴィラ 【(C)藤井ビル】

 全棟にサウナ、水風呂が完備!
 人の目を気にすることもなく、この広い空間で「ととのう」こともでき、

プライベートヴィラ 【(C)藤井ビル】

 ペット専用スペースがある棟では、家族で充実した時間を過ごす事も可能です。

 エスコンフィールドを眺めながら、北海道の自然を感じながら、家族や親戚、友人と時間を過ごす……。非日常を味わえるのはここだけです。
 ぜひ、北海道での思い出を作ってみませんか⁉


 そしてエスコンフィールドの屋根が、6月9日、ついに全て閉まりました!
 今までのフィールド内は、屋根が開いた状態での作業でしたが、今後は閉めたままの作業に移行。
 いよいよ内装工事や天然芝が入ります。
 少しずつですが座席の設置も進んでいますね。

エスコンフィールド 【(C)H.N.F.】

 中の様子をチラッとお見せすると、レフト後方の「TOWER11」には看板が入り、建物の存在感がグッと増したようにも感じます。

TOWER11 【(C)H.N.F.】

 屋根の側面には「ES CON FIELD HOKKAIDO」の文字が入りました!

エスコンフィールド屋根の側面 【(C)H.N.F.】

 この屋根を移動させるレールには髪の毛1本、コピー用紙1枚も入らないような精密な組み立てになっています。
 そしてこの屋根の台車を作るのに約2年を費やしています。
 可動屋根の総重量約9500トンあり、このレールの上、約130mを25分でスライドします。
 また開くところを見るのが楽しみです。

 エスコンフィールドの完成までついに80%を超えました。

 先月、選手たちもこのエスコンフィールドの見学をしていましたが、やる気に満ち溢れた表情で来年の完成を楽しみにしていました!

 ファイターズOBである斎藤佑樹さんに建設現場に来てもらい、中の様子を紹介していただいています。こちらの動画もぜひご覧ください!

 次回もお楽しみに!
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