【BOATRACE】V占う準優12R 池田浩二と磯部誠の愛知コンビ激突! 唐津SGグランドチャンピオン

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 ボートレース唐津(佐賀県唐津市)の「SG第32回グランドチャンピオン」(優勝賞金3300万円)は24日、全予選レースが終了。ベスト18が決まり、25日は10R〜12Rで準優勝戦が行われる。

 4日目も引き続き強い向かい風が吹き荒れて、1Rから安定板を装着してのレース。10Rでは1号艇の辻栄蔵がピット離れで失敗し、2号艇の毒島誠にインを奪われるシーンもあったが、その毒島を含めてインは6勝にとどまった。しかし、3連単の万舟券は1本も出現せず、本命決着も少なめで、いわゆる中穴配当続出の1日となった。

 予選トップ争いは、5Rの6号艇を3着でクリアした池田浩二【冒頭の写真】に軍配が上がり、前日の6位タイグループから上平真二が2位へと浮上。3位には2位タイグループから秦英悟が粘り切った。また、準優ボーダーは6.17まで上昇し、秋山直之、毒島誠、辻栄蔵の3人が勝負駆けを成功させて16位タイで滑り込みに成功。6.00の得点率だった前本泰和と岩瀬裕亮は無念の涙をのんだ。

 準優勝戦の組み合わせとメンバーは次の通り。

<唐津 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 秦  英悟(大阪支部)
2枠 羽野 直也(福岡支部)
3枠 山口  剛(広島支部)
4枠 柳沢  一(愛知支部)
5枠 萩原 秀人(福井支部)
6枠 秋山 直之(群馬支部)

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 秦英悟【写真上】が予選2位だった3月の大村クラシックに続いて、今年2回目のSG戦準優1号艇を手にした。秦のSG戦出場はこれが9回目だが、予選落ちは2回しかなく、過去6回の準優で3回の優出と勝負強さもある。当地では3月の周年記念で予選トップ通過を果たしながら、準優では徳増秀樹と桐生順平のダッシュ連動に沈められ、悔しい思いをしたばかり。今度こそ優出…の気持ちは誰よりも強いはずだ。


<唐津 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 上平 真二(広島支部)
2枠 石野 貴之(大阪支部)
3枠 茅原 悠紀(岡山支部)
4枠 赤岩 善生(愛知支部)
5枠 瓜生 正義(福岡支部)
6枠 毒島  誠(群馬支部)

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 評判モーターのひとつを手にしている今年のマスターズチャンピオン覇者の上平真二【写真上】。予選ラスト走の11Rでは3コースから見事なまくり差しで白星を奪取し、予選2位まで浮上。好枠を手にして、2020年10月大村ダービー以来、2回目のSG戦優出のチャンスを迎えた。ただ、この11Rは間違いなく準優一番の激戦区。赤岩善生や毒島誠の進入も気になるところで、石野貴之がカドに持ち出すようなら波乱の展開も十分に考えられる。


<唐津 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 池田 浩二(愛知支部)
2枠 久田 敏之(群馬支部)
3枠 中野 次郎(東京支部)
4枠 磯部  誠(愛知支部)
5枠 菊地 孝平(静岡支部)
6枠 辻  栄蔵(広島支部)

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 初日からシリーズをリードし、順当に予選トップ通過を果たした池田浩二にとっても、準優は強敵ぞろいの組み合わせになった。一番の難敵は4号艇の磯部誠【写真上】。何と言っても伸びは節一仕立てで、カドに持ち出せる4号艇なら威力は倍増する。磯部は5月の宮島オールスターでは予選トップ通過を果たしながら準優で敗退したばかり。SG戦初優出とオールスターのリベンジのチャンスが早くもやってきた。1マークは愛知コンビの激突になるのは必至だ。

 なお、平本真之は4日目12RでインからFに散って賞典除外。今垣光太郎は帰郷。

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