「FIBA 3×3 ワールドカップ2022」がベルギー・アントワープで開幕し、33男女日本代表はそれぞれ予選プール初日の2戦を終えました。予選プールは5チームで争われ、1位チームは準々決勝へ進出。2位と3位はベスト8決定戦へ進み、それ以外は予選敗退となります。
　33女子日本代表は開幕戦のリトアニアに14-21でKO負けし、黒星スタートを喫します。しかし、昨年の東京2020オリンピックで銅メダルを獲得した中国に17-14で勝利し、1勝1敗で現在プールAの2位につけています。
　5人制で言うところの得点、リバウンド、アシストで2つ以上二桁をマークするとダブルダブルやトリプルダブルと称えるように、33にもダブルファイブ（D5）、トリプルファイブ（T5）があります。得点、リバウンド、ハイライトHGL（キーアシストKAS、ドライブDRV、ダンクDNK、ブロックショットBS、ブザービーターBZRの合計）で5本以上のスタッツを複数挙げることで、2つであればD5、3つになるとT5となります。
　リトアニア戦で馬瓜ステファニー選手（トヨタ自動車アンテロープス）が5点 / 6リバウンド、中国戦では山本麻衣選手（トヨタ自動車アンテロープス）が8得点 / 6ハイライトを記録し、それぞれD5を記録しました。大会サイトの「STATS」＞「GAME STATS」にて、数字で見る選手たちの素晴らしい活躍をご覧いただけます。
　33男子日本代表が属するプールCは日本も含め、東京2020オリンピックでいずれもベスト8以上の強豪揃い。初戦のポーランド戦は13-21、続くオリンピック金メダリストのラトビアには5-22でいずれもKO勝利で2連敗。明日24日に行われる残り2戦は、オリンピックで勝利している中国戦（18:55）からスタートし、勢いに乗ってオランダ（21:55）を破って決勝トーナメント進出に望みをつなぎたいところです。
　本日6月23日は33女子日本代表が予選プール最終日。18:25よりルーマニア戦、最後は現在FIBAランキング1位のドイツと21:55より対戦します。2連勝でトップに立つリトアニアの結果次第ではありますが、1位通過を引き寄せるためにも負けられない試合が続きます。
　この試合は「テレビ東京スポーツ YouTube」「TVer」にて、日本戦全試合をLIVE配信中（見逃し配信あり）です。世界に挑む33男女日本代表の戦いをぜひご覧ください。