連載企画!ワーナー・ディアンズ2023ワールドカップへの挑戦(3)

東芝ブレイブルーパス東京
チーム・協会

【東芝ブレイブルーパス東京】

ワーナー・ディアンズ選手(LO)インタビュー「試合に対する緊張感があったのですが、試合を重ねる中で自信をつけていきました」

ジャパンラグビー リーグワン2022 ディビジョン1の初年度となるシーズンが5月29日(日)に開催されたプレーオフ決勝で埼玉WKの優勝をもって終了した。東芝ブレイブルーパス東京はプレーオフで準決勝、3位決定戦共に敗れ、4位という成績でシーズンを終了した。ワーナー・ディアンズ選手はプレーオフでも2試合に先発出場し、3位決定戦は80分間プレーした。大きな成長を遂げたシーズンについて3位決定戦後のインタビューをお届けします。

Q.まずは3位決定戦を振り返っていかがですか?
A.ミスが多かったと思います。ポゼッションなどのミスが多かったです。自分たちのラグビーができたところもありましたが、それ以上にミスが多かったです。(自分自身は)もう少しフィジカルの部分があれば良かったと思います。まだまだでした。

Q.準決勝で負けてこの3位決定戦というのは気持ちの切り替えが難しかったのではないですか?
A.自分的にはモチベーションが上がりにくく、難しかったです。でも、結果などを考えずに、自分は自分のプレーだけに集中することが、良いパフォーマンスにつながると思ってプレーしていました。

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Q.では、今シーズンを振り返っていかがですか?
A.今シーズンはチームカルチャーが良くなってきて、シーズンを通して自分たちのラグビーができたと思います。

Q.具体的にはどのような点に表れていたと思われますか?
A.ディフェンスですかね。最初の頃はうまくいっていませんでした、最後の試合に近づくごとに、うまくディフェンスができるようになりました。また、自分たちらしく前に出て、バックスが展開するラグビーができていたと思います。

Q.個人としての部分をお伺いすると、初めてここまで強度の高いシーズンを送られましたが、いかがでしたか?
A.まずは、自分の仕事をちゃんとやることを意識していました。週の初めでラインアウトやスクラムの確認をして、そこから試合に向けてどうするかということを考えていました。まずは、自分の仕事をすることを考えていましたね。

Q.自分自身が今シーズン成長出来た理由や、逆に足りないと感じたものはありましたか?
A.シーズンの初め、自信はあまりありませんでした。試合に対する緊張感があったのですが、試合を重ねる中で自信をつけていきましたね。(成長出来たのは)代表の選手がたくさんいる中で、多くのことを学んだからですかね。(足りないものは)たくさんありますね。まだもっとうまくタックルにいけると思いますし、ラインアウトもスクラムもまだまだです。あとは、リカバリーですかね。試合の次の日、今はクラブハウスに行って少し体を動かすのですが、もう少しストレッチやマッサージなどケアをしっかりしていくことは必要だと思います。

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Q.日本代表での活動もあると思いますが、意気込みを教えてください。
A.6月3日から合宿が始まるので、自分は試合に出られるように頑張りたいです。試合に出たら、自分らしいプレーができれば良いと考えています。

Q.代表で1capを取ってから、ご自身に心境の変化はありましたか?
A.最初は試合に出られるとは思っていなくて、自信もありませんでした。しかし、シーズン前に代表合宿があって、そこですごく自信をつけました。試合に出たことで自信はついたと思います。

Q.見ていて凄く成長を感じたシーズンでしたが、進路を大学では無くBL東京を選んで良かったですか?
A.そうですね。BL東京が一番成長できる場所だと思って選んで、実際に成長できたので。

Q.来年のW杯にはどんな思いを抱かれていますか?
A.(今までは)あまり考えていなかったですね。最近はずっと東芝の試合に集中していたので、今から日本代表に集中したいと思っています。子供の頃から夢だったので、W杯に出てプレーしたいと思っています。

Q.日本代表での試合は楽しみですか?
A.楽しみですね。フランスは世界トップレベルのチームなので、やはり試合に出たいです。

(ライター / 内海 日和)
<次回に続く>
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著者プロフィール

東芝ブレイブルーパス東京はジャパンラグビーリーグワン(Division1)に所属するラグビークラブです。日本代表のリーチマイケル選手や德永祥尭選手が在籍し日本ラグビーの強化に直接つなげることと同時に、東京都、府中市、調布市、三鷹市をホストエリアとして活動し、地域と共に歩み社会へ貢献し、日本ラグビーの更なる発展、価値向上に寄与して参ります。

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